新宿区の指定・登録文化財と地域文化財

最終更新日:2021年7月2日

シンボルマーク文化財愛護シンボルマーク
 新宿区は、古くから歴史的環境に恵まれ、地域の歴史や文化を伝える多くの文化財が伝えられています。
 新宿区では、これらの貴重な文化財を永く後世に伝えていくため、昭和58年に「文化財保護条例」を制定し、区内の文化財で特に貴重なもの、保存する必要のあるものを区指定文化財・区登録文化財として保護するとともに、ガイドブックや地図での紹介、説明板の設置、一般公開の実施など、周知や活用をはかっています。
 また、平成23年4月からは新たに「地域文化財」制度を創設し、明治時代から高度経済成長期に至る近現代の文化財を中心に、保護と活用に努めています。

新宿区指定・登録文化財と地域文化財の紹介

新たに指定された文化財

令和3年7月2日付で指定文化財が1件決定しました。

指定文化財(有形民俗文化財)「巴講睦の獅子頭」 雌雄一対

「巴講睦の獅子頭」
「巴講睦の獅子頭」(ともえこうむつみ の ししがしら)

 附(つけたり) 
 [1]獅子頭木箱 一対 
 [2]たてがみ(鉾) 一対
 [3]「焼残リ獅子頭毛ノ記」 一部
 [4]焼残り獅子頭の毛(袋付) 一点

所在地:新宿区北新宿2丁目1-1 (通常非公開)
 巴講睦は北新宿一帯の鎮守である鎧神社の古くからの氏子で、明治41年(1908)に発足したとされます。
 安政3年(1856)9月の作と伝えられる雌雄の獅子頭は、雄は角を、雌は宝珠を頂いており、鼻先に焦げ跡が残っています。毎年9月中旬の鎧神社祭礼の際、巴講睦のお神酒所に飾られます。
 収納されている箱に書かれた墨書によると、この獅子頭は氏子の一人である土方氏が保管していましたが、大正14年(1925)5月に、隣家の失火のため収納していた倉庫が延焼し、焼失しそうになりました。そこで氏子の川本氏らが身を挺して取り出したところ、箱はすでに半分焦げた状態でしたが、獅子頭は無事であったといいます。 箱は大正14年9月に新調されていて、「淀橋町寿賀多会」と書かれています。

 区内では希少な江戸時代の獅子頭で、現在確認されているものとしては区内で最古です。規模も大きく、造作も丁寧で力強いものです。渦と呼ばれる眉や、角、宝珠の形も良く、状態はおおむね原型を保っています。
 焼残りの伝承を記した箱書きや文書など、関連資料も伝わっていて、地域の信仰や民俗を知る上でも重要といえます。また、鎧神社の氏子組織である巴講睦によって今日まで大切に伝えられ、現在も祭礼に使用されている点も貴重です。
 

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 文化観光産業部-文化観光課
電話:03(5273)4126 FAX:03(3209)1500

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