24時間使用できるAEDの設置

令和7年7月1日、株式会社ファミリーマート（代表取締役社長：細見研介）及び株式会社ローソン（代表取締役社長：竹増貞信）とそれぞれ「自動体外式除細動器設置等に係る協定」を締結しました。
この協定は、区内の応急救護体制の充実及び救命率の向上のため、24時間誰でも使用できるＡＥＤ（自動体外式除細動器）を区内のファミリーマートの一部店舗及びローソンの一部店舗に設置するものです。

区は、ＡＥＤの設置（撤去）、保守点検、消耗品の交換等のほか、ＡＥＤの取扱いや応急救護訓練の普及啓発を行います。
株式会社ファミリーマート及び株式会社ローソンは、それぞれＡＥＤを設置する店舗の調整を行い、ＡＥＤ設置店舗は、設置場所の提供、緊急時のＡＥＤ受渡しを行います。

・区で設置店舗に設置するＡＥＤは、周辺で傷病者が発生したときの貸出用として設置しています。
・設置店舗の従業員などが操作説明や、現場にＡＥＤを持参して、救命措置を行うものではありません。
・設置店舗の改装等により営業していない時間帯については、一時的にＡＥＤが使用できない場合があります。
・ＡＥＤを使用したときは、借りた設置店舗に返却してください。

（人が倒れた！）
1　周囲の安全を確認します。
2　肩をたたいて（呼びかけて）反応がないことを確認します。
3　周囲に知らせ、手伝ってもらいます。
　・119番通報
　・ＡＥＤの搬送
4　呼吸の確認
　  胸の動きを見て、普段通りの呼吸がないことを確認します（10秒以内）。
5　胸骨圧迫
　  胸が約5ｃｍ沈む程度の強さで1分間に100回から120回のテンポで絶え間なく押します。
　・人工呼吸できる場合は胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返します。
6　ＡＥＤを装着します。
　・ＡＥＤ本体のカバーを開け、電極パッドを取り出します。（ＡＥＤ本体のカバーを開けると電源が入ります。）
　・電極パッドを、右胸上部（鎖骨の下）と胸の左下側（脇の下から5～8ｃｍ）に貼ります。
　　（電極パッドやの電極パッドの袋に貼る位置が表示されています。）
　・ＡＥＤが自動で傷病者の状態を解析します。解析中は傷病者に触れないようにします。
7　解析の結果、電気ショックが必要なとき
　・ＡＥＤのメッセージに従い、電気ショックボタンを押します。
　注意：電気ショックを行う場合は、傷病者の体から離れてください。
　　　　自動的に電気ショックが流れる機種（オートショックＡＥＤ）もありますので、
　　　　ＡＥＤのメッセージを聞いて、傷病者の体から離れていてください。
8　解析の結果、電気ショックが必要ないとき、または電気ショック実施後
　　ＡＥＤのメッセージに従って、救急隊に引き継ぐまで救命措置（胸骨圧迫）を続けます。
　　再度、AEDが自動で傷病者の状態を解析しますので、AEDのメッセージに従ってください。
　　電気ショックを複数回行う場合もあります。