【令和6年2月配信】今すぐできる災害対策!ローリングストック(回転備蓄)をはじめましょう

最終更新日:2024年2月1日

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 マグニチュード7程度の首都直下地震の発生確率は、今後30年間で70%(※1)と予想されるなど、災害への懸念が高まっています。
※1(https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/021/571/20220525/n/01n.pdf
 今回はそんな災害時の強い味方「ローリングストック(回転備蓄)」についてご紹介します。

ローリングストック(回転備蓄)とは

 ローリングストックとは日常生活で使う食品や生活用品を、“もしもの場合に備えて少し多めに買っておく”という災害備蓄の考え方です。
 従来の“期限が長くもつ災害用備蓄を購入し、有事の際まで置いておく”という方法とは異なり、“ストックの中の期限が古い物から使用して、無くなったら買い足す”というのが基本的な考え方で、常に期限の新しいものが一定量備蓄されていくシステムとなっています。

どれぐらいの量の備蓄が必要?

 災害が発生すると物流が一時的に止まり、スーパーマーケットやコンビニエンスストアの商品も品切れになってしまう恐れがあります。
 そのため推奨されているのが、最低3日分、できれば1週間分の備蓄です。
 例えば水は、飲料水として1人当たり1日3リットルが必要と言われるほか、保存性が高く、ローリングストックしやすい食料である「米」は、水と熱源がある場合2キログラムで約26杯分を確保することができるといわれています。

実は重要、「トイレ」への備え

 水や食料品に加えて、特に重要なのが「トイレ」です。
 災害時には水道や下水道が破損して普段のようにトイレが使えなくなることも予想されるほか、高層階マンションではエレベーターが停止することもあり、屋外に災害用トイレが設置されていたとしても、使用することが難しい場合が考えられます。
 
 こうした状況を考え、自宅のトイレに簡単に設置できる「簡易トイレ」や持ち運びできる「携帯トイレ」の準備も行っておくと、発災時の心強い味方となってくれそうです。

新宿区は「原則在宅避難推奨」

 新宿区では、自宅が被害を受けて危険な状態である場合を除いては、原則「在宅避難」を推奨しています。
 避難所での生活はプライバシーの確保や衛生面での問題がよく挙げられ、精神的なストレスを抱えてしまう方も少なくありません。
 ローリングストックを含む備えを行うことにより、住み慣れた自宅での在宅避難がしやすくなります。新宿区では、家庭向けの防災用品のあっせんも行っていますので、各家庭での備えに活用してください。
 http://www.city.shinjuku.lg.jp/anzen/file03_00024.html
新宿区は「原則在宅避難推奨」画像

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新宿区 総務部-危機管理課
地域防災係
電話:03-5273-3874
FAX:03-3209-4069

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