【令和6年1月配信】高層マンション特有の揺れ「長周期地震動」を体験してみませんか?
最終更新日:2024年1月4日
長周期地震動とは
揺れの周期が長い波長を多く含む地震動で、ゆっくりとした振幅の大きい揺れが非常に長く続くという特徴を持ち、60m以上の超高層建築物への影響が大きいとされています。
平成23年3月11日の東日本大震災では、西新宿の高層ビルなどで最大1m程度の振幅の揺れが10分間以上にわたり続きました。
「地震ザブトン」を体験しよう
「地震ザブトン」は、地震観測装置メーカーである白山工業が大学との共同研究によって生み出した室内専用の超小型地震動シミュレーター。過去に発生した実際の地震の記録や今後の想定記録を用いて大地震の揺れを再現します。
「地震ザブトン」を使用することにより、直下型地震や海溝型地震、長周期地震動による高層階の揺れなどタイプの異なる揺れを比較体験することができます。


「地震ザブトン」を派遣するための条件
「地震ザブトン」による訓練は区委託業者の白山工業が指導を行います。派遣するための条件は以下の通りです。
・実施場所が新宿区内であること
・中高層マンション(地階を除く5階以上かつ住宅の用途に供する部分の戸数が20戸以上の共同住宅)において実施する防災訓練であること(地域イベントの場合はこの限りではない)
・訓練等に15人以上の参加が見込めること など
※長周期地震動シミュレーターの運行及び訓練指導に係る経費については、区が負担しますが、長周期地震動シミュレーターによる訓練を実施する会場の使用料やその他の経費については、申請者がご負担ください。
申し込みの方法、要件などの詳細は「新宿区公式サイト」でご確認ください。
https://www.city.shinjuku.lg.jp/anzen/kikikanri01_000001_00139.html
【問い合わせ先】
新宿区危機管理担当部危機管理課地域防災係
電話:03-5273-3874 FAX:03-3209-4069