小学校旧校舎で人命救助を想定した建物破壊等の消防訓練を実施

最終更新日:2014年8月13日

写真:整列する消防署員と消防団員
写真:エンジンカッターでシャッターに切れ目を入れる署員
写真:ストライカーでコンクリートの穴を広げる
写真:エンジンカッターでコンクリートに切れ目を入れる
今日13日(水)、区立愛日小学校の旧校舎(新宿区北町26番)を使用し、牛込消防署が震災等を想定した消防訓練を実施した。

愛日小学校は、新校舎建設のための解体工事を実施している。この解体工事にあたり、牛込消防署から、建物の破壊などを含む本格的な訓練ができる場所として旧校舎使用の申し出があり、新宿区教育委員会と牛込消防署が調整を行った結果、区教育委員会が旧校舎を提供することで今日の実施に至った。

今日は、震災等発生時の人命救助活動という想定で、建物の破壊活動訓練を実施。牛込・新宿・四谷消防署の署員30名のほか、牛込消防団からも3名が参加した。
署員らは、エンジンカッターや削岩機などの機材を使用し、コンクリートの壁や防火シャッター、音楽室のドアを破壊した。音楽室のドアは防音になっているため厚みがあり、エンジンカッターの歯が奥まで届かないことから、ドアの厚みや材質を念入りに確認したり、歯の向きを変えたりするなど、工夫しながら進入口を確保。通常の訓練では難しい実際の建物を使った貴重な訓練の機会となった。

訓練は8月14日(木)・15日(金)も同校舎で実施。15日(金)には、プールの水を使用した外壁への放水訓練も予定している。

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