ふくしま絵てがみワークショップin新宿区役所を開催
夏の一大アートイベント 新宿クリエイターズ・フェスタ2014

最終更新日:2014年8月8日

写真:ワークショップ1
写真:ワークショップ2
写真:免震工事説明1
新宿クリエイターズ・フェスタは、多様な文化・芸術を育む新宿のまちの遺伝子を活かし、アートの力で新宿のまちに新たなにぎわいと活力を創出する夏の一大アートイベント。地元商店街や企業の皆さんのご協力を得て4回目を迎える今年のフェスタは、8月22日(金)~9月7日(日)の17日間、新宿駅東口・西口や歌舞伎町のほか、新たに設けるサテライト会場の神楽坂、市谷、初台で開催する。

開幕に先立ち、今日8日から、参加型イベント「こどもアート」がスタート。全国各地でお絵描きや工作のワークショップなどを開催し、東日本大震災で被災した福島県相馬地方の子どもたちの支援活動にも携わる版画家・蟹江杏さんが多彩なプログラムを企画し、夏休み中の子どもたちにアートの魅力を伝える。

こどもアートでは、アートの力で東日本大震災の被災地を応援する「被災地応援プロジェクト」を展開。今日8日は、被災地の子どもたちに絵手紙を描いて新宿と被災地の子どもたちをつなげるワークショップを新宿区役所本庁舎(歌舞伎町1-4-1)で開催した。
蟹江さんのほか、デザイナーのサダヒロカズノリさん、演出家の木村準さんが応援に駆け付け、蟹江さんが「今日はまだ知らない福島のお友達に、お絵描きで自分のことを紹介してみよう」と声をかけると、子どもたちは「お気に入りのワンピースを着ている私の絵を描くよ」「ごはんを食べている僕の顔だよ」などと、クレヨンや色鉛筆を使って思い思いに自分の絵を描いた。笑顔いっぱいにお絵描きを楽しむ子どもたちの自由な発想で、被災地の子どもたちとの絆を深める絵手紙が完成。完成した絵手紙は、被災地の子どもたちに宛てて区役所内の郵便局へ届けた。
 また、職員が区の仕事や新宿のまちの魅力を子どもたちに紹介。新宿区議会本会議場のほか、震災時の復旧・復興の拠点としての役割を強化する区役所本庁舎の免震改修工事を紹介すると、子どもたちは工事現場の様子を熱心に見入っていた。

 被災地の子どもたちに届ける絵手紙ワークショップは、8月15日(金)~17日(日)にも実施し、描いた絵手紙はその場でポスト型のオブジェに投函する。また、相馬地方の子どもたちが描いた絵画展「3.11ふくしまそうまの子どもの描くたいせつな絵展」と相馬市の親子が触れ合う姿を撮影した写真展「ふくしまだっこ展」も8月14日(木)~9月7日(日)に開催。いずれも会場は東京都健康プラザハイジア(歌舞伎町2-44-1)。

本ページに関するお問い合わせ

新宿クリエイターズ・フェスタ2014実行委員会事務局(特命プロジェクト推進課内)
電話03-5273-4220