新宿区名誉区民　草間彌生さんデザインの高速バス「草間号　幻の華」が新宿～松本間に登場

世界的な前衛芸術家で、新宿区名誉区民である草間彌生さんがデザインした高速バス「草間号　幻の華」が新宿～松本間で運行されることになり、今日7日（月）、長野県松本市と都内で披露された。

草間さんは松本市生まれ。水玉と網目模様をモチーフにした幻想的なデザインが国内外で高く評価され、松本市内周遊バス「タウンスニーカー」には、草間さんデザインの「クサマバス《水玉乱舞》号」が走る。また、草間さんが住む新宿の夏の一大アートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ」では、「草間彌生　特別展示」として新宿駅西口の高層ビルに登場するバルーンが、毎年、訪れる人の目を楽しませている。
今日披露された「草間号　幻の華」は、昨年の新宿クリエイターズ・フェスタ2013にも登場した「トコトン」や、カラフルな水玉に彩られた花や鳥、蝶が白地の車体に大胆にデザインされた「走るアート」。草間さんゆかりの新宿区と松本市を結ぶ高速バス路線に、交流活性化への期待を乗せて、7月8日（火）から1日1往復で運行を開始する。

今日午前10時に松本城公園で披露されたバスは、高速道路で都内へ移動。午後4時に、バスを運行するアルピコ交通株式会社東京営業所（板橋区）に到着すると、会場からは拍手と歓声が上がった。
バスはその後、新宿へ移動。高速バス乗り場がある新宿駅西口周辺を走り、道行く人が足を止めて写真を撮るなどバスの斬新なデザインを楽しんでいた。

草間さんは、8月22日（金）に開幕する「新宿クリエイターズ・フェスタ2014」でも新作の巨大バルーンを世界初公開する。