東新宿保健センター・医師会区民健康センター等健康推進施設 落成式
新宿7丁目に保健・医療の総合拠点が誕生

最終更新日:2014年6月22日

写真:落成式であいさつする中山区長
写真:施設内の様子 マンモグラフィ室
写真:施設外観
今日22日、新宿区(区長:中山弘子)と新宿区医師会(会長:木島冨士雄)は、旧区民健康センター跡地を活用した新たな健康推進施設(新宿7-26-4)の落成式を行った。

この施設は、区の保健センターと医師会施設の合築で、1階・2階には、西新宿保健センターを移転し、東新宿保健センターに名称を変更して6月30日(月)にオープンする。乳幼児から高齢者まで、区民の健康づくりの拠点として、保健師・栄養士・歯科衛生士等が健康相談に応じるほか、気軽に健康の維持・増進に取り組める多様な講座を開催するなど、区民に身近な保健サービスを提供する。

3階には、新宿区医師会立の診療所である医師会区民健康センターが7月1日(火)にオープン。健康診査・がん検診に加え、日曜総合健診の拡充、女性の総合健診の実施など、質の高い医療サービスが受けられる。また、休日当番医を集約し、新たに土曜夜間・休日診療を実施する。
さらに、4階の新宿区医師会事務局に加え、1階には新宿区歯科医師会事務所、新宿区薬剤師会が運営する薬局も設置。保健医療の要となる団体が連携しながら、区民の健康を守る保健医療サービスの総合拠点として運営していく。

また、この施設は、災害時には「災害医療救護支援センター」として医療救護活動拠点の役割を担う。地下1階の備蓄倉庫に医薬品、簡易ベッド、飲料水などを備蓄しているほか、地震等の発災時には、区と災害医療コーディネーターが協力し、医療関係者の受け入れ、区内医療救護所の後方支援、災害用備品の供給などを行う。
落成式であいさつした中山区長は、「平常時はもとより災害時にも、各団体と十分な連携を図り、区民の健康を守る拠点としての役割を果たしたい」と意気込みを語った。また、木島会長は「さまざまな方のご協力を受けて完成したこの施設で、区民の皆さんのための医師会としてこれからも尽力していきます」と話した。

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