一般社団法人新宿観光振興協会が事業を開始
「ALL新宿」の取り組みで新宿の魅力を強力にアピール

最終更新日:2014年6月9日

写真:大西理事長あいさつ
写真:中山区長あいさつ
写真:総会の様子
今日9日、一般社団法人新宿観光振興協会(理事長:大西 洋・株式会社三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長)はハイアットリージェンシー東京(西新宿2-7-2)で第1回定期総会を開催し、本格的に事業を開始した。

新宿の観光事業はこれまで、任意団体の「新宿区観光協会」、区の外郭団体「公益財団法人新宿未来創造財団」、そして区が、それぞれ担ってきた。
都内にも新たな観光スポットが続々と誕生し、都市間競争が激しさを増している。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、メインスタジアムのある新宿区にはさらに注目が集まる。こうした中、新宿の魅力を総合的・戦略的に発信していく官民一体の新たな組織を立ち上げることとなり、昨年10月に設立準備委員会を発足。今年4月に一般社団法人として新宿観光振興協会が設立された。

協会は、地域や企業の枠組みを超えた「ALL新宿」の取り組みで、新宿のまちが持つ歴史・文化・人材など、多様な資源を活かし、観光事業の振興を図るとともに、ひと・まち・文化の交流によるふれあいのあるまちを創造することで、地域経済の活性化に寄与することを目的としている。
出張観光案内や情報誌、ホームページなどによる観光情報の発信や、観光・まちづくりに関わる地域や企業・個人との連携・支援、観光に関するイベントを行うほか、新宿の新しい観光資源の創出や、観光を通じたまちづくりに寄与する人材の育成などを担う。

総会で会員を前に大西理事長は、「地域や企業の枠組みを超え、一緒にALL新宿で頑張っていきましょう。私も覚悟を決めて努力します」と意気込みを語った。
続く設立祝賀会では、中山弘子・新宿区長が「何度でも訪れたくなる、来て見て楽しめる新宿を目指して、ALL新宿で取り組みます」と、新宿観光振興協会の門出に期待を寄せた。
会場には区内事業者や観光事業関係者などが集まり、国際観光都市新宿への新たなスタートを見届けた。

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一般社団法人新宿観光振興協会事務局 電話03-3344-3160