新宿区立中央図書館で「本の力」巡回展を開催
本で伝える東日本大震災

最終更新日:2014年4月10日

写真:コーナーに分けた展示
写真:本を手に取る来場者
写真:展示の様子(全体)
今日10日(木)から、区立中央図書館(大久保3-1-1)で、東日本大震災の復興支援活動「本の力」巡回展が始まった。
中央図書館では、大震災の記憶を風化させないよう、毎年3月には震災関係の図書を展示しているが、平成23年3月11日に起きたことや被災地の現状を、本を通してより多くの方に伝えようと、全国の図書館で巡回展を開催するキハラ株式会社と協力。都内の図書館では、初めて開催することになった。

展示している本は、復興支援を目的に出版関係団体で組織する「〈大震災〉出版対策本部」の協力で集められた約1,400冊。地震・津波、放射能、被災者・被災地、防災・減災などのコーナーに分けて、絵本や小説、写真集、研究書など様々な本を展示している。中には、被災地で出版された被災から復興までの手記など、遠方の図書館にはなかなか置いていない本もあり、震災にもう一度向き合い、被災地に心を寄せる展示内容となっている。
このほか、新宿区の被災地支援として、宮城県山元町に派遣した中央図書館職員が見た被災地の報告や写真なども展示している。

展示は4月24日(木)まで。午前9時~午後5時(最終日の24日は午前9時~12時。14日(月)、17日(木)、21日(月)は休館)。本の貸し出しはしないが、会場内で閲覧できる。

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新宿区 中央図書館
電話03-3364-1421