歌舞伎町一番街アーチがリニューアル 完成式典を開催
環境にやさしい光が歌舞伎町の賑やかさを演出

最終更新日:2013年12月17日

写真:生まれ変わったアーチの前で
写真:点灯式
写真:歌舞伎町を象徴する一番街アーチ
歌舞伎町のシンボルとして靖国通り沿いのまちの入口に架かっている「歌舞伎町一番街アーチ」の改修工事が終わり、今日17日、完成式典が開催された。主催は歌舞伎町商店街振興組合と劇場通り一番街町会。

独特なデザインと赤い光が特徴の一番街アーチは、昭和44年(1969年)に設置されたもの。多くの来街者や海外からの観光客にも注目される新宿を代表する観光スポットで、テレビや映画等にも頻繁に取り上げられてきた。

今回の改修工事は、アーチの老朽化が進んだことや、環境に配慮したまちづくりを推進するために実施。まちを賑やかに照らす明かりを、省エネ効果が高く寿命の長いLED電球に交換したほか、ソーラーシステムを活用し、停電時にも非常灯が点灯する仕組みになっている。
今日の完成式典では、地元の歌舞伎町商店街振興組合・片桐基次理事長が「最新型のアーチとともに、歌舞伎町の繁華街としての秩序を取り戻し、明るく楽しいまちにしていきたい」とあいさつし、リニューアルした歌舞伎町のシンボルへの期待を述べた。
午後5時30分には、生まれ変わった600個の赤い電球が点灯。改修工事のために消灯していた明かりが、歌舞伎町の街並みを再び明るく照らした。

現在、旧新宿コマ劇場・新宿東宝会館跡地や旧トーアファーストビル跡地で、大規模な民間開発が進んでいる歌舞伎町。区でも、歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちにする「歌舞伎町ルネッサンス」を推進し、官民が一体となって新たな文化の創造・発信と賑わいづくりに取り組んでいる。
式典に出席した中山弘子・新宿区長は、「新しいまちに生まれ変わろうとしている歌舞伎町。皆さんと一体となり、引き続き、安全で楽しいまちに向けて整備を進めていきたい」とあいさつし、歌舞伎町の活性化に向けた継続的な協力を呼び掛けた。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 総合政策部-区政情報課
電話03-5273-4064
歌舞伎町商店街振興組合
電話03-3209-9291