留学生サポートセミナーを開催
新宿の専門学校が留学生の進学・就職をサポート

最終更新日:2013年10月21日

写真:就職相談コーナー
写真:日本就職ガイダンス
写真:先輩留学生シンポジウム
今日21日、BIZ新宿(区立産業会館、西新宿6-8-2)で、新宿区留学生サポートセミナーを開催した。主催は新宿区(区長:中山弘子)と新宿区専修学校各種学校協会(会長:多忠和)。

新宿には多くの外国人が暮らし・学び・働き・訪れることから、区では、国籍や文化が異なる人が互いの違いを認め合い、理解し合い、共に生きる「多文化共生のまちづくり」を進めている。
新宿区に住む外国人は約3万3,000人と人口の約1割にあたり、その国籍は110を超える。中でも、新宿区には専修学校・各種学校が約70校あり、その数も23区で1番多く、外国人約3割の9,300人が留学生として海外から学びに来ている。

今回初めてBIZ新宿で開催する留学生サポートセミナーは、こうした区の特性を生かし、日本語学校や専門学校などに通う留学生を対象に、進学相談と就職ガイダンスを行うほか、セミナ―を通して留学生同士の交流の場の創出やネットワークづくりをさらに進めることを目的としている。

今日のプログラムの「日本就職ガイダンス」では、外国人の雇用環境や就職する際の注意点を解説。「なぜ日本で働きたいのか、しっかり考えることが重要」と説明すると、参加者は大きくうなずきながらメモを取っていた。「先輩留学生によるシンポジウム」では、日本で活躍している先輩留学生が、日本語学校と専門学校の違いや授業への取り組み方、就職活動、日本人学生との付き合い方などを、自らの体験を交えて広い視野で伝えた。
また、会場には新宿区内の専門学校14校が相談ブースを出展し、進学や就職に役立つヒントを求める留学生でにぎわっていた。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 地域振興部-多文化共生推進課
電話 03-5273-3504