10月20日から開催　銭湯スタンプラリー「ゆげじい祭り」
「ゆげじい」が銭湯の魅力をPR

新宿浴場組合は10月20日（日）～12月31日（火）、「新宿区銭湯ふれあいエコ入浴ゆげじい祭り」を区内28か所の公衆浴場等で開催する。
これに伴い、今日18日、新宿浴場組合の公式キャラクターの「ゆげじい」が区役所本庁舎正面玄関前でスタンプラリー帳付きのチラシを配り、「銭湯の魅力」をPRした。「ゆげじい」は新宿の銭湯の湯気が集まって生まれたとされるキャラクターで、体は新宿区の形と同じ形をしている。

銭湯は、大きな湯船で手足を伸ばしてくつろいだり、まちの社交場として互いの息災を確認し合うなど地域コミュニティを育んできた。
近年、家風呂の普及や銭湯の老朽化に加え、後継者不足の影響等で、銭湯の数は急速に減少し、新宿区では、平成元年に64か所あった銭湯が今では28か所となり、若い世代では銭湯を一度も利用したことがない人もいる。今回のイベントは、こうした現状から、新宿浴場組合は「銭湯の魅力を知ってもらい、より多くの方に利用してもらいたい」との思いを込めて開催する。

20日から始まるイベントでは、銭湯を巡るスタンプラリーを実施するほか、区内の小学1年生に入浴マナーのイラスト入りのクリアファイルを配布し、「楽しい銭湯」をアピールするもので、新宿区と東京都が公衆浴場活性化モデル事業として補助金を交付し支援している。
スタンプラリーでは、銭湯1回の利用でスタンプを1個押印。スタンプを10個集めると、先着1万名に「ゆげじいタオル」をプレゼントするほか、「ゆげじい」がデザインされた加湿器を、抽選で100名にプレゼントする。