ケーブルテレビの新宿区広報番組で夏目漱石記念施設を特集
「こんにちは新宿区長です!」 10月の番組

最終更新日:2013年9月30日

写真:ゲストに半藤一利さん、半藤末利子さんが出演
写真:早稲田大学文学学術院の中島国彦教授
写真:漱石ゆかりの地・太宗寺(新宿二丁目)を紹介
写真:半藤末利子さん、半藤一利さんが漱石の魅力を紹介
区政をより身近に感じていただこうと、新宿区(区長:中山弘子)は、区内のケーブルテレビ2社((財)東京ケーブルビジョン、JCNみなと新宿)で広報番組「こんにちは新宿区長です!」を放送している。10月放送の番組では、(仮称)「漱石山房」記念館を特集する。

新宿区は、国民的文豪・夏目漱石が生まれ育ち、その生涯を閉じたまち。漱石が晩年の9年間を過ごした早稲田南町の家は「漱石山房」と呼ばれ、ここで『三四郎』『こゝろ』『道草』など数々の代表作が生まれた。
かつて「漱石山房」があったこの地は、多くの漱石愛好者にとって、漱石の暮らしや創作の息づかいを感じることのできる象徴的な場所で、区では現在、漱石生誕150周年にあたる平成29年(2017年)2月の開館を目指し、この地に漱石記念館の整備を進めている。

記念館の整備に当たっては、漱石を愛する全国の皆さんのお力添えをいただきながら進めていきたいと考え、「夏目漱石記念施設整備基金」を設置し、7月から寄付の募集を開始。9月19日現在で2,116万7千円(360件)の寄付が寄せられている。
また、基金設置の趣旨には、映画監督の宮崎駿さんなど多くの著名人・企業からご賛同をいただいている。今回の番組には、賛同者の中から、漱石の孫でエッセイストの半藤末利子さん、作家の半藤一利さん、記念館整備検討会の座長で早稲田大学文学学術院教授の中島国彦さんが出演。漱石山房での暮らしや家族・弟子との交流などから漱石の人物像や漱石文学の魅力に迫るとともに、初の本格的な漱石記念館に期待することなどを伺った。

放送は10月1日(火)~31日(木)。毎日3回、同じ時間に同一番組を放送する。番組は新宿区ホームページ(http://www.city.shinjuku.lg.jp)でも動画配信するほか、区政情報センター(区役所本庁舎1階)、区立中央図書館(大久保3-1-1)・四谷図書館(内藤町87)で番組を収録したDVDを貸し出す。

■放送時間(20分番組。いずれも11チャンネル)
【東京ケーブルビジョン】12時30分から・20時30分から・23時から
【JCNみなと新宿】12時30分から・16時から・23時から

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新宿区 総合政策部-区政情報課
電話03-5273-4064