未来の巨匠たちの力作が競演 学生アート・コンペティション
夏の一大アートイベント 新宿クリエイターズ・フェスタ2013開催中

最終更新日:2013年8月29日

新宿センタービル1階ロビー
空間デザイン部門最優秀作品
空間デザイン部門審査風景
未来の巨匠たちの力作が競演 学生アート・コンペティション小写真3
9月8日まで開催中の「新宿クリエイターズ・フェスタ2013」は、世界的な前衛芸術家・草間彌生さん、CG(コンピューターグラフィックス)アートの第一人者・河口洋一郎さんをはじめとする著名なアーティストの作品展など、アートを通して新宿のまちに新たなにぎわいと活力を創出するイベント。
「学生アート・コンペティション」は、美術・建築・映像などの分野を専攻する学生が制作した作品を審査・表彰するもので、新宿クリエイターズ・フェスタの原点となるイベント。オブジェやモニュメント等が対象の「空間デザイン部門」と、CGやアニメーション等が対象の「デジタル映像部門」の2部門で、学生たちのエネルギッシュな作品が新宿のまちを彩っている。

空間デザイン部門の今年のテーマは「都市の感動をデザインする」。全国から15の大学と専門学校などが出展した。最優秀賞に輝いた「映された都市の水面」(日本女子大学大学院住居学専攻 宮晶子研究室)は、遠くからは輝いた水面に見え、近づくと都市の多様な姿を映し出す、人間がつくる都市の感動を表現。個性豊かな学生たちの作品は、新宿モア4番街(新宿3)と新宿センタービル1階ロビー(西新宿1-25-1)に展示している。

デジタル映像部門には、台湾・中国・イスラエルなど海外の大学を含む16の学校から150の作品が寄せられた。最優秀賞を受賞した「Happily Ever After」(Bezalel Academy of Arts & Design)はイスラエルの学生が手掛けたCG作品で、男女の出会いから結婚に至るまでの幸福や老後の夫婦生活の苦悩などをコミカルに表現している。エントリーされた作品のうち、1次審査を通過した22作品は、街頭大型ビジョン「アルタビジョン」「ユニカビジョン」で放映中。

空間デザイン部門に作品を出展した学生は、「自分たちの作品を、これほど多くの人に見てもらう機会は今回が初めて。仲間と何度も話し合い試行錯誤を繰り返して作りあげた作品について、率直な感想を聞けることが嬉しい」と話してくれた。

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新宿区 地域振興部-東京オリンピック・パラリンピック開催等担当課
新宿クリエイターズ・フェスタ2013実行委員会事務局
特命プロジェクト推進課内)  電話03-5273-4220