新宿クリエイターズ・フェスタ 約30メートルの壁面に大迫力の映像を上映
「Projected Scape –the horizon-」開催中

最終更新日:2013年8月28日

写真:壁面に映し出された海底映像
写真:子どもの影がボールを弾き返す映像作品
写真:壁面に映し出された花火映像
写真:壁面に複数の扉が出現する映像作品

8月23日に開幕した「新宿クリエイターズ・フェスタ2013」は、新宿駅周辺全域を舞台に、多様な文化・芸術を育む新宿のまちの遺伝子を活かし、アートの力で新たなにぎわいと活力を発信する一大アートイベント。

京王プラザホテル プラザナード(西新宿2-2-1)では、「まち中アート」の一つとして「Projected Scape –the horizon-(プロジェクテッドスケイプ~ザ・ホライズン~)」を開催している。建築物などの形状に合わせて映像を投影する「プロジェクションマッピング」の技術を使ったアートイベントで、約30メートルの壁面をスクリーンに、複数のアーティストが作品を投影し、子どもから大人まで楽しめるアート空間を演出するもの。

海中・空・宇宙を表現する作品では、ビジネスマンが足を止め壮大な映像に見入っていた。また、足音や声、影に反応する体験型の作品も上映。通りかかった子どもは、自分の影が作品に投影され、カラフルなボールを打ち返していることに気づくと大はしゃぎ。家族で写真を撮るなど楽しんでいた。

ディレクターを務め、自身も作品を上映しているアーティストの藤本直明さんは「偶然通りかかった人たちが、気づいたら作品の一部になっている。そんな空間アートの醍醐味を体感してもらえれば」と話していた。
作品は9月2日(月)まで毎日、正午~午後9時に上映する。
※開催期間延長…9月8日まで毎日、正午~午後9時(最終日は午後6時まで)

本ページに関するお問い合わせ

新宿クリエイターズ・フェスタ2013実行委員会事務局
特命プロジェクト推進課内)  電話03-5273-4220