歌舞伎町で子どもたちがアーティストと一緒にライブペインティング
夏の一大アートイベント 新宿クリエイターズ・フェスタ2013

最終更新日:2013年8月18日

写真:子どもたちがお絵描きに挑戦
写真:子どもたちがアーティストと一緒にライブペインティング
写真:子どもアートを企画した蟹江杏さん
写真:ミュージシャンも応援
「新宿クリエイターズ・フェスタ」は、多様な文化・芸術を育む新宿のまちの遺伝子を活かし、アートの力で新たなにぎわいと活力を創出する一大アートイベント。地元商店街や企業の皆さんのご協力を得て3回目を迎える今年のフェスタは、8月23日(金)~9月8日(日)の17日間、新宿駅周辺全域で開催する。

開幕に先立ち、昨日17日から、参加型イベント「こどもアート」がスタートした。
今年のテーマは「夏の森のアート体験!~触れて楽しむ・感じて考える~」。全国各地でお絵描きや工作のワークショップなどを開催し、東日本大震災で被災した福島県相馬地方の子どもたちの支援活動にも携わる版画家の蟹江杏さんの企画によるもの。

今日18日は、歌舞伎町の旧新宿コマ劇場仮囲い前で「子どもと描く大壁画!ライブペインティング」を開催。夏休みのとっておきの思い出を作ろうと、約400名の親子連れが参加し、アートの世界を楽しんだ。
まず、約縦3m×横9mの2枚の巨大なキャンバスを前に、蟹江さんがお絵描きを披露。元たまの石川浩司さんら応援に駆け付けたミュージシャンの生演奏も加わり、陽気なメロディに乗せて、躍動感あふれるお絵描きが繰り広げられた。

そして、蟹江さんが「みんなも一緒にお絵描きしよう!」と呼び掛けると、大勢の子どもたちがお絵描きに挑戦。ペンキやマジック、クレヨンを使って、太陽・海の生き物・森などを題材に、色とりどりの絵を描いていった。自由な発想力と豊かな表現力で元気いっぱいにお絵描きを楽しんだ子どもたちの協力で、白いキャンバスはあっという間に色鮮やかな巨大壁画に生まれ変わった。
完成した壁画を見た子どもたちは、「とてもかわいい」「きれいに出来上がって嬉しい」と大喜び。2枚の壁画のタイトルは「森をかかえる太陽」「街をのせた海」に決定。9月8日(日)まで、旧新宿コマ劇場仮囲いに展示する。

「こどもアート」では、ほかにも親子で楽しめる企画が盛りだくさん。
8月23日(金)・24日(土)には、お絵描きや工作などのアート体験ワークショップ、親子で楽しむミニライブを開催。また、相馬の子どもたちが震災直後に描いた絵画の展示、被災地の子どもたちに向けて描いた絵手紙をポスト型のオブジェに投函する「ポストアートプロジェクト」を9月8日(日)まで開催し、新宿から被災地の子どもたちを応援する。いずれも会場は東京都健康プラザハイジア(歌舞伎町2-44-1)。

本ページに関するお問い合わせ

新宿クリエイターズ・フェスタ2013実行委員会事務局(特命プロジェクト推進課内)
電話03-5273-4220