新宿区の友好都市ベルリン市ミッテ区へ青少年を派遣
青少年交流事業「多文化共生を考える」

最終更新日:2013年8月8日

写真:意見交換
写真:中山区長からエール
写真:本庁舎正面玄関で
新宿区の友好提携都市ベルリン市ミッテ区に、8月18日(日)~30日(金)の13日間派遣される青少年派遣員が今日8日、新宿区役所(歌舞伎町1-4-1)を訪れ、派遣先での交流や学習の抱負を中山弘子区長に話した。

この事業は、両区の青少年が相互理解と交流を深め、自らの地域社会を考えるきっかけとなることを目的とし、新宿区と友好都市提携を結ぶベルリン市旧ティアガルテン区(現在のミッテ区)との間で始まったもの。ドイツ連邦共和国ベルリン市の中心に位置するミッテ区は、ドイツ連邦議会議事堂などの首都機能が集まり、ブランデンブルク門や博物館・美術館・森鴎外記念館など歴史的に有名な建造物や文化施設が立ち並ぶ緑豊かなまち。
平成4年度からベルリンへの派遣と新宿への受入れを毎年交互に実施し、交流を重ねてきた。参加する青少年には、日本と異なる生活習慣や文化を体験し、その背景にある考え方を学ぶとともに、新宿、そして日本の現状を紹介し、お互いの理解を深めることが期待される。

今日は、高校生から大学生まで10名の青少年派遣員が参加し、自分たちが今取り組んでいることや勉強していること、ミッテ区でどんなことを学びたいかを発表。「新宿と同じように、いろいろな国の人が暮らすミッテ区で、多様な背景を持った人たちがどの様に住み暮らしているのか学びたい」「同じ世代の若者と意見を交換できることが楽しみ」などの発表に、「日本や新宿のこと、ドイツやミッテ区のことをしっかり勉強し、明確な問題意識を持って有意義な13日間にしてください」と中山区長は応じた。

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