稲荷鬼王神社でさくら草を展示
 歌舞伎町で可憐に咲く

最終更新日:2013年4月16日

薄いピンク色の花を咲かすさくら草
さくら草を楽しむ様子
石巻日日こども新聞に見入る参拝者
新宿区役所近くの稲荷鬼王神社(歌舞伎町2-17-5)の境内に、さくら草が展示されている。

さくら草は、宮司の大久保直倫(なおとも)さんとご家族が丹精込めて手入れをしていて、母の萌子(たみこ)さんを中心に、社務所の屋上で約300種類600鉢以上を育てている。
展示されているのは約100鉢。見ごろを迎えた鉢を順番に入れ替えていて、花びらの色や形がさまざまなさくら草を見ることができる。境内では、地域の方や外国人観光客が春風に揺れるさくら草を楽しんでいた。

また、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の子どもたちが取材・編集した「石巻日日こども新聞」を、一般財団法人キッズ・メディア・ステーションの協力で展示。被災地への思いを風化させないよう呼びかけている。

宮司の大久保さんは、「大切に育てたさくら草を楽しんでいただくとともに、被災地の子どもたちの気持ちがこもった新聞から、被災地に心を寄せてもらえれば」と話している。
さくら草は花が終わるまで、「石巻日日こども新聞」は5月7日(火)まで展示。見学自由。

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稲荷鬼王神社 電話03-3200-2904