第8回歌舞伎町ルネッサンス推進協議会を開催
公民が連携して歌舞伎町のまちづくりを推進

最終更新日:2013年3月28日

写真:協議会の会長を務める中山区長
写真:協議会全体の様子
写真:堺屋太一委員と中山区長
今日28日、新宿区(区長:中山弘子)は、「歌舞伎町ルネッサンス推進協議会」を新宿区役所本庁舎(歌舞伎町1-4-1)で開催した。

この協議会は、歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちに再生することを目指して、平成17年1月に設立。初代内閣安全保障室長の佐々淳行さん、作家の堺屋太一さんら有識者、地元の商店街振興組合や町会、歌舞伎町で事業を営む企業、警察・消防等の関係行政機関で構成し、公民が一体となって歌舞伎町のまちづくりに取り組んでいる。
8回目となる今回の会議には41名の委員、オブザーバー等が出席し、活発な意見が交わされた。

現在、旧新宿コマ劇場・新宿東宝会館跡地や旧トーアファーストビル跡地で、大規模な民間開発が進んでいる歌舞伎町。こうした機会を捉え、区は地元の商店街や事業者等とともに、歌舞伎町の景観やインフラ整備などの指針となる「歌舞伎町街並みデザインガイドライン」の策定を進めてきた。
会議では、ガイドラインに定める「セントラルロード~シネシティ広場の整備指針」等を紹介。セントラルロードの歩道を広げるとともに、既存のケヤキから樹高の低い針葉樹に植え替えることで、見通しが良く、安全で明るい印象の街路として整備することなどを説明した。

委員からは、「今が歌舞伎町の転換期。家族連れなど、新しい客層の方々が安心して楽しく過ごせるよう、ガイドラインに基づく道路や広場の整備を推進してほしい」「これからの情報社会にふさわしい、どこにもない歌舞伎町らしいシンボルを作ってみては」といった意見が出された。

意見交換を受けて、協議会の会長を務める中山区長は、「皆さんのご意見をしっかりと受け止め、公民の連携をさらに強化しながら、持続的なまちづくりを進めていきます」と話し、歌舞伎町の再生に向けた継続的な協力を呼び掛けた。

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