10月14日「内藤新宿を愉しむ」を開催
内藤家第17代当主の講演と調理ワークショップ

最終更新日:2012年9月16日

江戸時代の甲州街道の宿場「内藤新宿」に関する講演と内藤とうがらしを使った調理ワークショップを、10月14日(日)、四谷地域センター(内藤町87)で開催する。主催は四谷図書館。四谷地区協議会とNPO法人スローフード江戸東京が協力する。

内藤とうがらしは江戸時代、現在の新宿御苑一帯に下屋敷を構えた高遠藩主内藤家が、屋敷内で栽培したことが始まりと言われている。内藤とうがらしを現代の四谷に復活させて名物にしたいと、四谷地区協議会とNPO法人スローフード江戸東京は、内藤とうがらしの栽培・普及に力を入れている。

今回の催しは、四谷地域の歴史・伝統・文化を広く継承することを目的とし、内藤家第17代当主の内藤頼諠(よりよし)さんの講演では、内藤家や新宿と伊那(旧高遠)にまつわる当主ならではの貴重な話を紹介。調理ワークショップでは、宮崎里恵さん(スローフード協会)を講師に、内藤とうがらしと季節の食材で煮物などをつくり、試食する。

四谷図書館(内藤町87)では、10月12日(金)~12月12日(水)に内藤新宿に関するパネルや図書を展示するほか、11月17日(土)には、内藤新宿の史跡を巡るまち歩きを図書館周辺で開催することにしている。

■講演と調理ワークショップ「内藤新宿を愉しむ」
【日時・内容】10月14日(日)講演「内藤家や内藤新宿と高遠ゆかりの話」(内藤家第17代当主内藤頼諠さん)…午前10時30分~11時20分、調理ワークショップ…午前11時40分~午後2時30分
【会場】四谷地域センター(内藤町87)
【対象】高校生以上の方、20名
【費用】無料
【申込み】9月22日(祝)までに電話または直接、四谷図書館(18日(火)は休館)へ。応募者多数の場合は抽選。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区立四谷図書館 電話03-3341-0095