西戸山小学校・新宿西戸山中学校が災害時の児童・生徒の引き渡し訓練を実施

最終更新日:2012年9月3日

児童の引き渡し
訓練全体
保護者と帰宅する児童
8月31日(金)、西戸山小学校(百人町4-2-1、校長:二宮裕一)と新宿西戸山中学校(百人町4-3-1、校長:岩永章)は、合同で災害時の児童・生徒の保護者への引き渡し訓練を実施した。

訓練は、災害時に学校から保護者へ児童・生徒を引き渡す際の流れを確認し、首都直下地震などの大地震に備えるもの。
区教育委員会では、昨年8月、東日本大震災の経験から災害時の児童・生徒の下校方法を保護者への引き渡しにすることとし、災害が起きた際、保護者は児童・生徒を迎えにいくこととなった。
このことを踏まえ、今回、敷地が隣接している西戸山小学校と新宿西戸山中学校で、区内で初めて小・中学校合同の引き渡し訓練を実施した。
 
午後1時35分に震度5弱の地震が発生したという想定で、児童・生徒が校庭へ避難しクラスごとに整列。その後、訓練のため午後1時50分に迎えに来るように、あらかじめ学校から指示のあった保護者が集まり、午後2時に担任の教員から保護者への児童・生徒の引き渡しを開始。小学生409名、中学生123名の引き渡しを無事に行うことができた。

新宿西戸山中学校の岩永校長は「訓練を通して、自分の身を守る姿勢や引き渡しのルールを学び、防災について考えることにつながればと話していた。

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