新宿クリエイターズ・フェスタ2012 いよいよ開幕
新宿のまちがワクワクする巨大なアート空間に

最終更新日:2012年8月21日

写真:巨大な動物のオブジェが登場
写真:気鋭のアーティストが制作したアート作品
写真:モア4番街の学生アート作品
写真:草間彌生さんのカボチャのアート作品
多くの人が行き交い、集い、にぎわうまち新宿。8月24日(金)~9月2日(日)の10日間、「新宿クリエイターズ・フェスタ2012」を新宿駅周辺全域で開催する。
新宿からアートを発信するこのフェスタは、地元の商店街振興組合や企業とともに新宿区(区長:中山弘子)が主催。多様な文化・芸術を発信し続けてきた新宿のまちの遺伝子を活かし、アートの力でまちの新たなにぎわいと活力を創出する。 

フェスタの目玉となるのが、著名な芸術家による特別企画。
新宿NSビル(西新宿2-4-1)では、日本を代表する前衛芸術家で新宿区名誉区民の草間彌生さんの特別展を開催。草間さんの代表的なモチーフである水玉のカボチャのバルーンや高さ約5mの巨大なのぼりが、圧倒的な存在感で登場する。
CGアートの第一人者として世界的に活躍する東京大学教授・河口洋一郎さんの特別展では、河口さんが手掛ける進化型宇宙生物の立体造形作品が集結。HAL東京コクーンタワー(西新宿1-7-3)、新宿野村ビル(西新宿1-26-2)、新宿区役所本庁舎・第1分庁舎(歌舞伎町1-4-1)に、独創的な「河口ワールド」が広がる。
新宿西口高層ビル街には、気鋭のアーティストが制作したパブリックアート作品を展示。アートによる地域づくりに広く取り組む北川フラムさんの監修で、迫力満点の動物の巨大なオブジェなどが登場する。
アート体験ワークショップなどを開催して、東日本大震災で被災した福島県相馬地方の子どもたちの支援活動にも携わる版画家の蟹江杏さんの特別展は、ギャラリーオーガード「みるっく」で開催。新宿大ガード下が可愛らしい作品の数々で彩られる。

そのほか、日本のコンテンツ産業を支える世界に誇るトップクリエイター等を講師に迎える豪華特別セミナー、美術・建築・映像等を専攻する学生の作品を審査・表彰する学生アート・コンペティション、新宿西口の「思い出横丁街並み絵巻プロジェクト」、学生が運営する「学生万博」など多彩な企画が盛りだくさん。
開幕に先立ち、8月18日からは「こどもアートプログラム」を開催中。相馬の子どもたちが描いた絵画の展示など、被災した子どもたちを応援する企画も展開している。

8月24日(金)午後2時~3時30分には、新宿住友ホール(西新宿2-6-1)で開会式を開催。草間さん、北川さんからのメッセージや、河口さんのCGアートパフォーマンスなどが繰り広げられる予定。

本ページに関するお問い合わせ

新宿クリエイターズ・フェスタ2012実行委員会事務局(新宿区特命プロジェクト推進課内)
電話03-5273-4220