ものづくり産業体験型教室を開催
新宿ものづくりマイスター「技の名匠」に学ぶ

最終更新日:2012年7月20日

帯にどうデザインするか講師が説明
講師にデザインを相談
講師の熊﨑和人さん
新宿区の地場産業である染色業、印刷関連業などの「ものづくり産業」に興味を持っていただくとともに、新宿ものづくりマイスター「技の名匠」の優れた技術を直接学ぶ機会として、新宿区(区長:中山弘子)は、平成24年度から新たに「ものづくり産業体験型教室」を開催する。今日7月20日(金)から、第一弾となる「友禅染」の講座が、BIZ新宿(区立産業会館、西新宿6-8-2)で始まった。

新宿ものづくりマイスター制度は、区内で「ものづくり産業」の同一業種に10年以上携わり、優秀な技術・技能を持ち、後進を指導している方を「技の名匠」として認定する制度で、平成20年度に創設したもの。

「友禅染」の講座では、平成22年度に「技の名匠」に認定した東京手描友禅の職人・熊﨑和人さんを講師に、参加者が自分でデザインした本格的な手描友禅の帯を4回の受講で作り上げる。今日は熊﨑さんが東京の染色業の紹介や友禅染の工程などを説明した後、参加者10名が用意してきた資料や写真を基にオリジナルのデザインを考え、紬の帯に下絵を描いた。

ものづくり産業体験型教室では「技の名匠」を講師に迎え、9月にも「更紗染」「しみ抜き」の講座を予定している。「更紗染」は8月1日(水)から、「しみ抜き」は8月25日(土)から参加者を募集する。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 文化観光産業部-産業振興課
産業振興係 電話03-3344-0701