社会を明るくする運動広報パレードに七夕の山車が登場
7月1日新宿通りで実施

「社会を明るくする運動」を広くアピールする広報パレードが、7月1日（日）、新宿通りで実施される。今年は、岩手県陸前高田市の伝統行事「うごく七夕」の山車がパレードに特別参加する。

「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行の防止と罪を犯した方の立ち直りへの理解を深め、それぞれの立場で力を合わせて犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする全国的な運動。広報パレードは、「社会を明るくする運動」新宿区推進委員会（委員長：中山弘子新宿区長）が7月・8月の運動の強調月間に広報活動の一環として毎年実施しているもので、交通少年団・小学校の鼓笛隊・保護司会等の関係団体・新宿未来特使の鉄腕アトムなどが参加する。

今年のパレードには、東日本大震災の被災地支援として、熊本県のNPO団体から陸前高田市に贈呈される七夕の山車が登場。陸前高田市は大津波で甚大な被害を受け、12台あった山車の大半が流されるなどした。昨年8月、わずかに残った山車が市内を練り歩き、伝統の夏祭りはなんとか守られたが、「被災地を少しでも勇気づけようと熊本から贈る山車を東京で披露したい」との思いに応え、被災地に向けて新宿から元気を発信し、被災地との絆を深めることを願って、新宿で山車が披露されることとなった。パレード終了後、山車は被災地支援イベントが開催される区立大久保公園に展示し、来場者にも見ていただくことにしている。

■社会を明るくする運動広報パレード
【日時】7月1日（日）午前11時から（雨天中止）
【コース】新宿通り（新宿3丁目交差点～JR新宿駅東口）

■被災地支援イベント
【日時】7月1日（日）午前11時～午後5時（荒天中止）
【会場】大久保公園（歌舞伎町2－43）
【内容】物産販売（岩手県陸前高田市・宮城県気仙沼市・福島県矢祭町・群馬県沼田市・長野県伊那市ほか）、岩手「さんさ踊り」披露、キッチンカーによる飲食販売など
【主催】地域振興ネットワーク
【共催】歌舞伎町農山村ふれあい市場実行委員会、歌舞伎町タウン・マネージメント