みなみもと町公園にビオトープがオープン
都会の真ん中 水辺の自然が多世代交流の拠点に

最終更新日:2012年6月8日

写真:ビオトープにドジョウを放流
写真:除幕式でビオトープの愛称が発表
写真:完成したビオトープに集まった地域の方と子どもたち
写真:内藤とうがらしの植樹
四ツ谷駅近くのみなみもと町公園(南元町20、約9,300平方メートル)にビオトープが完成し、今日8日(金)、四谷地区協議会が主体となりオープニングイベントを開催した。

みなみもと町公園は、都心にありながら武蔵野の森を思わせる公園。近くの四谷見附公園、若葉東公園、迎賓館とともに、緑豊かな景観をつくりだしている。4月~10月には1日4回、霧状に水が出る石柱や、体操やジョギングができる多目的広場、ちびっこ広場などがあり、プレイパークも開催されるなど幅広い年齢の方に親しまれている。

今回完成したみなみもと町公園のビオトープは、区立公園では新宿中央公園に続く2つ目の地域拠点ビオトープ。野鳥や昆虫を呼び戻そうと、ビオトープを「区民の皆さんとともにつくり育てる生き物の生息環境」と位置づけ、区が地域の方や公園の利用者の方と意見を交換しながら、平成22年度から整備を進めてきた。

今日のイベントでは、地区協議会が公募したビオトープの愛称が「なんげんトープ」に決まったことが発表され、集まった子どもたちの掛け声のもと地域の方が除幕をして完成を祝った。また、四谷地区協議会の取り組みとして苗を配布し、地域で育てている「内藤とうがらし」を植樹したほか、子どもたちが池にドジョウを放流。集まった地域の方や子どもたちみんなで「ビオトープを大切にしよう」という思いを共有しながら公園を散策した。

地区協議会は「区民の区政参画の場」「地域課題解決の場」として特別出張所10地区ごとに設置されている。四谷地区協議会で「健康で安心なコミュニティづくりを考える」をテーマに活動する第2分科会では、今後、みなみもと町公園のビオトープを拠点にした「多世代交流」を計画している。町会・四谷冒険遊びの会・地区青少年育成委員会等と連携しながら、自然観察会や交流会、写真・写生コンテストなどを実施する予定にしている。

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みどりの係 電話03-5273-3924
四谷地区協議会事務局(四谷特別出張所内) 電話03-3354-6171