高田馬場で子どもの見守り活動
子どもたちの成長を見守るこいのぼり

最終更新日:2012年4月25日

写真:見守り活動の出発式
写真:ポスターを店舗に掲示
写真:ポスターを児童館に掲示
写真:高田馬場公園のこいのぼり
区立戸塚第三小学校(高田馬場3-18-21)周辺では、地域が一体となって子どもの見守り活動を推進し、子どもたちの安全・安心を支えている。
この活動は、「子どもと大人のつながりが希薄となっている中、安心感の持てる地域づくりに貢献したい」との思いから、町会、商店街、PTA、民生委員・児童委員等が協力して展開しているもの。これまでも通学路のパトロールなどに取り組んできたが、今月からは各団体が連携し、さらに力を入れて活動している。

新たな活動の第一歩として、地域全体での見守りを呼び掛けるポスターを制作し、早稲田通りと戸三小通り沿いの街路灯・店舗・施設・公園等に掲示することを決定。
「地域で子どもを見守ろう」「子どもの見守りをおねがいします!」と書かれた2種類のポスターは、オルト保育園(高田馬場3-40-3)の保育士がデザインしたもので、子どもやこいのぼりのイラストがカラフルに描かれている。こどもの日にちなんで制作した「ミニこいのぼり」とともにポスター500枚を掲示し、地域住民や事業所・学生等に見守りの輪を広げていく。

今日25日には、見守り活動の出発式を同校で実施。約30名が参加し、活動の発起人の海上富雄さんが、「地域みんなで協力して活動し、優しい目で子どもたちを見守っていきましょう」と決意を述べた。その後、参加者が手分けしてポスターとこいのぼりを掲示したほか、店舗等に配布して協力を呼び掛けた。
今後は、子どもの見守りを訴える「のぼり」を制作し、地域のイベント等で活用する予定で、子どもたちの安全を守り地域の絆を深める活動を継続していく。

また、こどもの日に先駆け、同校近くの区立高田馬場公園(高田馬場4-22)には、100匹を超えるこいのぼりが空高く泳いでいる。これは、高田馬場南親睦会の呼び掛けで約20年前から続いている恒例行事で、地域から提供されたこいのぼりを飾っているもの。大正時代から受け継がれてきたものなど、丁寧に修繕され大切に扱われているこいのぼりには、子どもたちの健やかな成長を願う地域の皆さんの思いが込められている。5月6日(日)まで飾られる予定。

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