神田川・早稲田さくらまつりを開催
水辺を彩るサクラのトンネル

最終更新日:2012年4月8日

写真:水辺を彩るサクラのトンネル
写真:交通安全パレード
写真:大にぎわいの模擬店
写真:中学生のお茶のお点前
4月6日に、気象庁から満開の発表があった東京のサクラ(ソメイヨシノ)。晴天に恵まれた今日8日、新宿区内のサクラの名所では、満開になったサクラを見ようと集まった大勢の花見客でにぎわった。

区内西早稲田の新目白通り(都電荒川線早稲田駅~面影橋駅付近)や神田川周辺では、毎年恒例の「神田川・早稲田さくらまつり」が開催された(主催:早稲田さくらまつり実行委員会)。これは、西早稲田町会連合会と西早稲田文化町会を中心とした地域の皆さんによる手作りのおまつりで、今年で23回目を迎える。

午前10時30分、子どもたちの鼓笛隊や戸塚交通安全協会の皆さんなどによる「交通安全パレード」がにぎやかに行進を始め、さくらまつりが開幕。
新目白通り沿いには30店を超える模擬店が並び、子どもから大人まで大勢の来場者が、焼きそばや団子、いなり寿司などを買い求める姿が見られた。また、特設ステージでは、早稲田さくら音頭や地域の子どもたちによる空手の型などのパフォーマンスが次々と披露され、会場を盛り上げた。

見事なサクラのトンネルが続く神田川沿いには、色とりどりの提灯が設置されたほか、約500首にも及ぶ「早稲田川柳」が飾られた。これは、戸塚第一小学校の児童や地域の皆さんから寄せられた川柳で、「かんだがわ 木漏れ日うけて さくらがわ」といったサクラにちなんだものから、「東北へ 笑顔を届ける 遠くから」など東日本大震災の被災地への思いを詠んだものまで、さまざまなテーマの作品が並んだ。
また、西早稲田地域交流館(西早稲田1-22-2)では、西早稲田中学校の生徒がお茶のお点前を披露。来場者は生徒たちとの交流を楽しみながら、本格的な抹茶を堪能していた。

来場した中山弘子・新宿区長は、「アユが戻りきれいになった神田川の水辺を彩る見事なサクラ。今日はさくらまつりを大いに楽しむとともに、これからも、活気あふれる元気なまちを作っていきましょう」とあいさつした。

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