新宿区成立65周年記念式典を開催
新たに2名を新宿区名誉区民に顕彰

最終更新日:2012年3月15日

写真:あいさつする中山区長
写真:草間さんを顕彰
写真:室瀬さんを顕彰
今日15日、新宿区(区長:中山弘子)は、新宿文化センター(新宿6-14-1)で区成立65周年記念式典を開催。新たに2名の方を名誉区民として顕彰したほか、区政功労者を表彰した。

区は、平成8年12月に名誉区民条例を施行。これまでに15名の方を名誉区民として顕彰している。
今回顕彰した2名は、草間彌生さん(前衛芸術家・小説家)と室瀬和美さん(漆芸家)。いずれの方も極めて優れた功績があり、新宿区民の誇りとして敬愛するにふさわしいと、平成23年第4回区議会定例会で同意された。

草間彌生さんは、前衛芸術家として水玉と網模様をモチーフにした幻想的な絵画を制作。また、小説家として作品を多数発表するほか映画製作・新聞の発行などさまざまなメディアによる表現にも着手し、創作活動の幅を広げる。作品は国内外で高く評価され、平成21年に文化功労者に顕彰されている。

室瀬和美さんは、蒔絵を中心とした漆芸作家として創作活動を活発に展開。伝統技法を踏まえながら独自の工夫を加え、多彩な色彩表現を取り入れた作品は、現代的感性が表現された端正な意匠と構成が特色。気品と風格を備えたものと高く評価され、平成20年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されている。

また、式典では、さまざまな団体活動を通して地域を支え、区政の発展に尽力した38団体・275名の方を「区政功労者」として表彰。中山区長から感謝状を贈呈した。

同センターのロビーには、草間さんの絵画や室瀬さんの漆工品を展示。式典の終了後、出席者はじっくりと鑑賞していた。

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