区役所で防災意識の啓発活動を実施
日ごろから震災への備えを

最終更新日:2012年3月12日

写真:「災害用伝言ダイヤル171」を操作
写真:「ガスマイコンメーター」を復旧
区役所で防災意識の啓発活動を実施小写真3
甚大な被害をもたらした東日本大震災から1年。新宿区(区長:中山弘子)は、自らの生命・家族・財産は自らが守る「自助」による事前の備えを充実していただくため、今日12日、区役所本庁舎1階ロビー(歌舞伎町1-4-1)で防災意識の啓発活動を実施。NTT東日本と東京ガスの係員が「災害用伝言ダイヤル171」の操作方法や「ガスマイコンメーター」の復旧方法を、来庁者に分かりやすく説明した。

昨年3月11日には、新宿駅周辺は帰宅困難者であふれ、家族に連絡を取ろうと、電話の利用が集中して電話がつながりにくくなるなど混乱した。また、自動的に停止したガスの復旧方法が分からないことで、ガス会社への問い合わせが殺到。日ごろの備えの重要性があらためて認識されることとなった。
「災害用伝言ダイヤル171」は、災害発生時に電話がつながりにくい場合に使用できる声の伝言板。「ガスマイコンメーター」は震度5相当以上の地震発生時に自動的にガスを停止させる装置で、どちらもいざというときのために使用方法を覚えておきたいもの。

実際に災害用伝言ダイヤル171を操作した方は、「ガイダンスに沿って簡単に操作ができた。実際に災害が起きた場合は、混乱せずに落ち着いて操作することが重要」と話してくれた。

会場には、家具転倒防止器具・防災用ラジオ・簡易トイレなどの防災用品や水・カンパンなどの非常食も展示。多くの来庁者が足を止めていた。

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