愛日小で食育出前授業「野菜博士になろう」

最終更新日:2012年2月28日

写真:講師の長谷川さん(左)と池澤さん
写真:授業の様子
写真:授業の様子
今日28日、愛日小学校(北町26、校長:岡本由美)で、特定非営利活動法人青果物健康推進協会(会長:岸朝子)による食育出前授業が開催された。

東京都が実施する「広域食育推進民間活動」を推進している同協会では、国の健康づくり施策に基づき、国民の健康推進・増進のための「ベジフルセブン」運動を全国で実施している。食育出前授業は、農林水産省の「にっぽん食育推進事業」により、同協会が平成19年度から実施しているもの。

今日の講師は、同協会が認定している、青果物の専門知識を持ち、食育の授業に必要な栄養学や健康教育に関する基礎的な研修を受けた「ベジフルティーチャー」の長谷川理恵さん(モデル)と池澤久美さん。長谷川さんは、全国で200名いるベジフルティーチャーのリーダーも務めている。

授業のテーマは、「地元の野菜を知って、野菜博士になろう」。
まずは、江戸時代から東京で作られている「江戸野菜」の紹介。奥多摩わさびや伝統小松菜などの由来や今でも購入できる場所などを、実物や写真を見せながら説明し、地元の野菜の魅力を伝えた。
また、旬の野菜を食べることの大切さに触れ、「旬の野菜は、おいしくて栄養価が高く値段も手ごろ。なるべく旬の野菜を選んで食べましょう」と呼び掛けた。

続いて、1日でバランス良く食べるための食事の摂取量「ベジフルセブン」の紹介。握りこぶしで、野菜(ベジタブル)5個と果物(フルーツ)2個の合計7個を食べるとバランスが良いという「ベジフルセブン」を知った子どもたちは、摂取量の多さに驚いていた。
そして、最後に「野菜博士になるための心得5か条」が披露され、「毎朝、好き嫌いなく食べましょう」などと、野菜をおいしく食べるためのコツが紹介された。幼いころは野菜が苦手だったという長谷川さんは、「苦手な野菜はピューレ状にしてホットケーキに混ぜて食べるなど、自分のアイデアで克服してきました」と話し、「皆さんも野菜博士を目指してほしい」とエールを贈った。

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