男女共同参画フォーラムを開催
ともにひらこう 未来を！

今日18日、新宿区（区長：中山弘子）は、男女共同参画フォーラムを四谷区民ホール（内藤町87）で開催した。
このフォーラムは、男女共同参画社会づくりへの意識を高める催しとして、平成11年から毎年開催しているもので、区と公募区民等の協働による実行委員会が企画・運営している。

今年のテーマは、「ともにひらこう 未来を！」。会場に集まった100名を超える参加者は、萩原なつ子さんの講演と古今亭菊千代さんの落語から、「自分らしい生き方」や、「互いに認め合い、尊重し合える生き方」を学んだ。

まず、女性で初めて真打ちに昇進した落語家・古今亭菊千代さんが古典落語「厩（うまや）火事」を披露。江戸の町を舞台に、働き者の妻と怠け者の夫の日常を描いた作品で、互いを思いやる心の大切さを表現した。
続いて、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授の萩原なつ子さんが、「わたしらしく、あなたらしく！」をテーマに講演。自身の体験談や客席との対話も交えながら、「個人の生き方には、性別や年齢などの枠にとらわれない可能性があるはず。まずは、じっくりと自分の生き方を見つめ直してみてほしい」と話し、自分らしい生き方を選択することの大切さを呼び掛けた。

今日のフォーラムでは、ワーク・ライフ・バランス（仕事と生活の調和）優良企業表彰式も実施。これは、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて、特に優れた取り組みを行っている事業所を区が認定し表彰しているもの。今年は、ワーク・ライフ・バランス推進優良企業に（株）ＪＲ東日本リテールネットが、ワーク・ライフ・「ベスト」バランス賞にクラスメソッド（株）が選ばれ、中山区長から記念の盾が贈られた。