新宿御苑・森の薪能を開催
闇を照らすかがり火に浮かぶ幽玄の世界

最終更新日:2011年10月10日

写真:かがり火に浮かぶ新宿御苑・森の薪能の舞台
写真:能「石橋(しゃっきょう)」
写真:狂言「越後聟(えちごむこ)」
新宿の秋の風物詩「新宿御苑・森の薪能」(主催:新宿区観光協会、国民公園協会新宿御苑)が、10月10日午後6時15分から、新宿御苑イギリス風景式庭園(内藤町11)で開催された。

薪能の開催は今年で27回目。都内有数の自然を誇る新宿御苑を舞台に、今年は「能の獅子・狂言の獅子」をテーマに、狂言「越後聟(えちごむこ)」(和泉流、演者:野村萬斎ほか)、能「石橋(しゃっきょう)」(観世流、演者:観世清和、観世敦夫、宝生欣哉ほか)を上演。
天候にも恵まれ、2,500名を超える観客が、かがり火の中に浮かび上がる幽玄の世界を堪能した。夜間で少し冷え込む中、観客は会場を包む虫の音も楽しみながら、最後まで熱心に古典芸能の世界を鑑賞していた。

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