協働事業提案制度・4団体がプレゼンテーション
「暮らしやすい新宿区」の実現を目指す

最終更新日:2011年9月2日

写真:プレゼンテーションの様子その1
写真:プレゼンテーションの様子その2

今日2日、新宿区(区長:中山弘子)は、戸塚地域センター(高田馬場2-18-1)で、24年度の協働事業提案制度の二次審査会・公開プレゼンテーションを行った。

この制度は、多様化する地域の課題やニーズに対応するため、NPO等の団体の専門性・柔軟性を生かした事業の提案を募集し、区と団体が協働で事業を実施するもの。区民・NPO・行政等が連携し、暮らしやすい地域社会をつくることを目的に、平成18年度から実施している。
審査を経て選定された事業は、区が1事業当たり500万円を上限に負担し、翌年度に実施する。23年度は、22年度に選定した「赤ちゃん木育ひろば事業」「家庭訪問型子育てボランティア(ホームスタート)推進事業」の2事業を事業化した。
6回目の公募となる今年度は7団体から提案があり、一次審査(書類選考)で選ばれた4団体がプレゼンテーションに臨んだ。

審査委員は、審査会長の久塚純一・早稲田大学社会科学総合学術院教授をはじめ、公募区民、NPOなど中間支援組織代表、企業の社会貢献部門経験者、区職員ら10名で構成。審査会には野口則行副区長も出席し、「新宿区がめざす「「新宿力」で創造する、やすらぎとにぎわいのまち」の実現に向けて、地域の方の参加は必須。専門性を備えた地域のNPOの皆さんと区が協働し、地域の課題に取り組んでいきたい」とあいさつした。
プレゼンテーションでは、各団体が20分の持ち時間を使って提案事業の内容をアピール。発表の後には、審査委員から事業の実施方法や効果、継続方法などについて質疑が行われた。

二次審査の後、最終選考などを経て、来年2月に実施事業が予算成立を条件として決定される。決定された事業は、24年度に区の事業として、提案団体と区が協働で実施。実施した事業については、第三者機関の「新宿区協働支援会議」が協働の取り組みについて評価し、公表する。

■プレゼンテーション実施団体/事業名(プレゼンテーション実施順)

  • NPO法人えがおさんさん/どんな障害・医療ケアの子も地域参加型クラブ事業
  • しんじゅくアートプロジェクト/新宿アートプロジェクト
  • 社団法人日本芸能実演家団体協議会/新宿フィールドミュージアム「とっておき街角スポット」活用事業
  • NPO法人粋なまちづくり倶楽部/地元参加の神楽坂の観光まちづくりと修景事業体制構築

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