神田川と親水テラスを8月14日まで開放中
神田川に入ってみよう! 調べてみよう! 見てみよう!

最終更新日:2011年7月26日

写真:親水テラスと神田川
写真:網を持って生き物調査を楽しむ親子
写真:多くの来場者でにぎわう親水テラス
新宿区(区長:中山弘子)は、神田川の水辺を体感し、より川に親しみを持っていただこうと、8月14日(日)まで「神田川親水テラス」と周辺の河床を開放している。

新宿区の外周を取り巻く神田川は、新宿の水とみどりの骨格であるとともに、新宿の伝統産業・染色業が神田川沿いに発展し、現在まで受け継がれていることから、歴史と文化を伝える大切な水辺空間でもある。平成4年にアユの遡上が確認されて以来、区では、散歩道の整備や区民参加の「神田川ファンクラブ」の活動等を通して、神田川と区民をつないできた。
昨年2月にオープンした戸塚地域センター3階には、「神田川ふれあいコーナー」を開設。川の歴史・文化・生き物などをパネルや模型等で紹介しているほか、同センター1階ロビーに設置した全長4.3mの水槽には、アユやモツゴ、オイカワなど神田川に生息する8種類の魚が泳ぐ。

開放初日の7月23日には親子連れなど約60名が訪れ、連日、にぎわいをみせている。川にはスジエビやハゼなどが生息し、網を持った子どもたちは生き物調査に夢中。父親がハゼを捕ると、子どもたちは大はしゃぎ。捕まえた生き物は水槽に入れてみんなで観察していた。来場者は、涼やかな風が通り抜ける水辺で、思い思いに自然と触れ合っていた。
 お子さんと訪れていた区内在住の男性は、「水がきれいで驚きました。子どもと都心で川遊びができる貴重な場所。友達を誘って夏休み中にまた遊びに来たい」と話してくれた。

■神田川と神田川親水テラスの開放
【期間】8月14日(日)までの午前10時~午後3時
【開放区域】神田川親水テラス(高田馬場2-18-1、戸塚地域センターそば)と周辺河床
(JR線高架下~神高橋の約50mの区域)
※事前予約不要。小学3年生までは保護者同伴
※雨天中止。川の水量や流れの速さ等の状況により晴天でも中止の場合あり
※川の深さは約20㎝。長靴か汚れてもよい靴を持参
※戸塚地域センターは8月14日(日)休館。1階水槽・3階神田川ふれあいコーナーはご覧いただけません。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 みどり土木部-みどり公園課
みどりの係 電話03-5273-3924