7月23日から 神田川と親水テラスを開放
神田川に入ってみよう！ 調べてみよう！ 見てみよう！

新宿区（区長：中山弘子）は、夏休み期間中に「神田川親水テラス」と周辺の河床を開放する。また、小学生向けに神田川を知る調査・実験講座も開催する。

新宿区の外周を取り巻く神田川は、新宿の水とみどりの骨格であるとともに、新宿の伝統産業・染色業が神田川沿いに発展し、現在まで受け継がれていることから、歴史と文化を伝える大切な水辺空間でもある。平成4年にアユの遡上が確認されて以来、区では、散歩道の整備や区民参加の「神田川ファンクラブ」の活動等を通して、神田川と区民をつないできた。
昨年2月にオープンした戸塚地域センター3階には、「神田川ふれあいコーナー」を開設。川の歴史・文化・生き物などをパネルや模型等で紹介しているほか、同センター1階ロビーに設置した全長4.3ｍの水槽には、アユやモツゴ、オイカワなど神田川に生息する8種類の魚が泳ぐ。
区では「多くの方に楽しんでいただけるよう昨年より開放期間を長くした。神田川の流れや水辺に触れて、親子で川により親しみを持っていただければ」と期待する。

■神田川と神田川親水テラスの開放
【期間】7月23日（土）～8月14日（日）午前10時～午後3時
【開放区域】神田川親水テラス（高田馬場2－18－1、戸塚地域センターそば）と周辺河床（ＪＲ線高架下～神高橋の約50ｍの区域）
※事前予約不要。小学3年生までは保護者同伴
※雨天中止。川の水量や流れの速さ等の状況により晴天でも中止の場合あり
※川の深さは約20㎝。長靴か汚れてもよい靴を持参
※戸塚地域センターは8月14日（日）休館。1階水槽・3階神田川ふれあいコーナーはご覧いただけません。
■神田川の調査・実験講座
【日時・内容】時間はいずれも午前10時～11時30分
★8月16日（火）…川の水質調査　★17日（水）…川底の生物調査 ★18日（木）…川の水草調査　★19日（金）…川にすむ魚の解剖
【会場】神田川ふれあいコーナー研修室（戸塚地域センター3階）
【対象】区内在住の小学生、各日20名（3年生以下は保護者同伴）
【申込み】広報しんじゅく7月15日号で募集。往復はがきで8月4日（木）までにみどり
公園課（〒160-8484歌舞伎町1-4-1、区役所本庁舎7階）へ。応募者多数の場合は抽選。