小学生と保育園児の連携授業
共同作業で深まる絆・広がる世界

最終更新日:2011年6月21日

写真:子どもたちの集合写真
写真:2人1組で作品作り
写真:絵を通して深まる絆
写真:壁いっぱいの「みんなの世界」
今日21日、落合第六小学校(校長:八田瑞穂、西落合4-11-21)は、西落合保育園(園長:遠藤郁子、西落合1-31-24)との連携授業を実施した。

これは、幼児の小学校生活への適応を図り、就学前教育から小学校教育への円滑な移行を目的とした取り組みの一つで、同校では3年前から、図画工作の授業で小学生と保育園児が交流している。

今日は、5歳児クラスの園児を小学校に招き、3年生の児童との授業を実施。
「みんなの世界がひろがって」をテーマに、小学生と保育園児が2人1組となり、「どんな絵を描く?」と声を掛け合いながら作品作りがスタート。最初は緊張していた園児も、「一緒にやろうよ」「テープの貼り方を教えてあげる」と小学生に話し掛けられると、笑顔で輪に加わった。

クレヨンを使って色鮮やかに絵を描いていく小学生を真似て、一生懸命に同じ絵を描こうとする園児たち。「カブトムシ」「ロケット」などを題材にした絵が壁いっぱいに並び、「みんなの世界」が完成した。

最後に、お兄さん・お姉さんから「小学校で待っています」と声を掛けられた園児たちはうれしそうに手を振り、学校への憧れや期待に胸を膨らませていた。小学生も思いやりの気持ちや責任感を学び、互いの絆が深まった1日となった。

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