平成22年度協働事業提案制度 事業報告会を開催

最終更新日:2011年5月30日

写真:報告の様子
今日30日、新宿区(区長:中山弘子)は、平成22年度協働事業提案事業実施団体の報告会を、戸塚地域センター(高田馬場2-18-1)で開催した。

協働事業提案制度は、多様化する地域の課題やニーズに対応するため、NPO等の団体の専門性・柔軟性を生かした事業の提案を募集し、区と団体が協働で事業を実施するもの。区民・NPO・行政等が連携し、暮らしやすい地域社会をつくることを目的に、平成18年度から実施している。

今日は、22年度に実施した、中途失聴・難聴者、高次脳機能障害者への支援事業や、うつ病の方のリワーク支援事業、歴史的建造物等を地域資産として表彰・保全する事業、乳幼児の文化体験事業等について、実施した7団体(※)が成果や課題などを報告した。

高齢者や介護家族等の交流・社会参加・見守り活動の場「ほっと安心カフェ」を運営する介護者サポートネットワークセンター・アラジンは、「多くの方は交流したい、地域で活動したいという思いを持っている。きっかけ作りが重要」と提言した。また、思春期の子どもを持つ親などを対象に子育てを支援する非行克服支援センターは、「子どもを一人の人間として尊重し、あきらめずに会話を重ねていく大切さを知ってほしい」と、参加者の声を交えて事業の成果を発表した。

区では、協働の取り組みを区民・NPO等に周知することで、さまざまな主体との連携をより図るとともに、地域を担う人材を発掘し、区民参加・協働の仕組みづくりを推進していく。

※事業報告実施団体(7団体・報告順)
(1)NPO法人 東京都中途失聴・難聴者教会、(2)NPO法人 介護者サポートネットワークセンター・アラジン、(3)NPO法人 粋なまちづくり倶楽部、(4)NPO法人 あそびと文化のNPO新宿子ども劇場、(5)NPO法人 非行克服支援センター、(6)NPO法人 VIVID(ヴィヴィ)、(7)NPO法人 ストローク会

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