小学校PTA連合会 宮城県に支援物資
被災地と新宿の絆を深める贈り物

最終更新日:2011年5月23日

写真:保護者から集まった鍵盤ハーモニカ
写真:保護者から集まった上履き
写真:鍵盤ハーモニカの消毒
写真:鍵盤ハーモニカの清掃
新宿区立小学校PTA連合会(小P連・会長:人見晃)では、東日本大震災の被災地に支援物資を届ける活動に取り組んでいる。

東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方の子どもたちに、PTAならではの支援物資を送りたいと考えていた小P連は、4月上旬、宮城県PTA連合会と連絡を取り、被災地の学校で「鍵盤ハーモニカ」「リコーダー」「上履き」が特に必要なことを知った。
4月23日~5月6日、区立小学校全校に呼び掛けたところ、各家庭から、鍵盤ハーモニカ472台・リコーダー330本・上履き471足が集まり、保管場所の区立四谷小学校(四谷2-6、校長:飯田孝一)のPTA室は支援物資でいっぱいになった。
5月20日には、同校に約20名の小P連会員が集まり、鍵盤ハーモニカやリコーダーの汚れを落としたり消毒したりしながら箱詰め作業を行った。

人見会長は、「それぞれの思い出が詰まったたくさんの物資には、お金では買えない温かさがあります。この活動を通して被災地と新宿の絆だけでなく、PTAの絆も深まることを実感しています」と話している。
小P連では、中学校PTA協議会とも連携し、今後も被災地の学校が必要とするものを継続的に送りたいと計画している。

子どもたちや保護者の方から寄せられた温かい気持ちは、人見会長ら小P連会員が自らトラックを運転して被災地へ届ける。支援物資は25日午前8時に新宿を出発し、仙台市宮城野区の宮城県PTA連合会事務局に向かう。

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