お芝居で成年後見制度を紹介
吉本興業の芸人が贈る成年後見制度劇を上演

最終更新日:2011年1月27日

写真:劇中で成年後見人が活躍するシーン
写真:あいさつをする中山弘子新宿区長
写真:お笑い芸人がトークライブを盛り上げた
今日27日、区成年後見センターは、四谷区民ホール(内藤町87)で成年後見制度劇「新春 初笑い!! 笑って納得! 成年後見制度」を上演した。

成年後見制度とは、認知症・知的障害・精神障害などにより判断能力が十分でない方の権利を守る民法に基づく制度で、発足から10周年を迎えた。
同センターでは、成年後見制度について多くの方に知っていただき、判断能力が十分でない方も、法律面や生活面で誰もが自分らしく安心して暮らしていけるよう、難しい法律や複雑な制度を「お笑い」を通じて身近に感じてもらおうと、吉本興業の芸人による芝居の上演を企画した。

開会に当たり中山弘子新宿区長は、「成年後見制度のより一層の充実と促進により、「いきいきコミュニティタウン新宿」を築いていきたい」とあいさつ。
トークライブでは、弁護士の八杖友一さんが成年後見制度の仕組みについて紹介。八杖さんの解説に合わせて、お笑い芸人のショウショウ・5GAP・松下笑一・天狗が会場に質問を投げかけると、笑いやうなずきの声があがった。
続いて、THEフォービーズが「高齢者の方の判断能力が十分でなかったばかりに業者から高額な布団を購入してしまう場面」「知的障害者の方が恋人に成り済ました女性にねずみ講に勧誘されてしまうデート商法の場面」を演じた。
参加した区内在住の女性は、「成年後見制度が私たちに身近なことが分かった。これからの暮らしの安心にぜひ役立てたい」と話してくれた。

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