防災とボランティア週間シンポジウム・耐震フォーラムを開催
知っていますか あなたのまちの防災活動

最終更新日:2011年1月16日

写真:シンポジウムの様子
写真:司会を務めた芸人のダイノジ
写真:耐震補強工事実演の様子
阪神・淡路大震災から16年。新宿区(区長:中山弘子)と新宿区耐震補強推進協議会は、「震災で大切な人を失わないために」をテーマに、今日16日(日)、新宿コズミックセンター(大久保3-1-2)でシンポジウムと耐震フォーラムを開催した。

東京でも近い将来、マグニチュード7クラスの首都直下地震が発生する可能性があるといわれる中、被害を最小限にとどめるために、地域の実状に応じたさまざまな防災活動が行われている。
「あなたのまちの防災活動」と題した今回のシンポジウムは、区内で防災活動に取り組む団体を紹介し、地域防災力の向上を図るもの。お笑いコンビの「ダイノジ」が司会を務め、「ジョイマン」がネタを披露するなど、楽しく防災について学んでもらうよう企画した。
開会にあたり中山区長は、「自然災害を避けることはできないが、被害を最小限にすることはできる。今日学んだことを自分自身や大切な人を守るために役立ててほしい」とあいさつした。
続いて、各団体が防災活動や日ごろの取り組みを発表。区内外から多くの人が訪れる神楽坂での来訪者を交えた防災イベントや、早稲田での学生から発信する防災活動など、地域での防災対策の重要性について考える場となった。最後に市民防災研究所理事の岡島醇(あつし)さんが、「災害が発生しても自分だけは大丈夫と思いがち。皆さんが当事者となり防災について考えてもらえれば」と参加者にメッセージを送った。

「しんじゅく耐震フォーラム2011」では、無料耐震相談会や防災用品の展示等のほか、膨大なリサーチデータに基づき制作された地震アニメーション「東京マグニチュード8.0」を上映。また、アニメの主人公役を務めた声優の花村怜美(さとみ)さんをゲストに、耐震補強工事の実演やトークセッション「震災で大切な人を失わないために」を行った。
会場には親子連れや若者など、幅広い年齢の方が訪れ、防災対策について理解を深めていた。

本ページに関するお問い合わせ

シンポジウムに関して   危機管理課事業推進係 電話03-5273-3874
耐震フォーラムに関して 地域整備課                電話03-5273-3829