コミュニティアート城　歌舞伎町クリスマスガーデン
みんなで大きなツリーを作ろう

参加者とアーティストが一緒に作品を制作・展示するイベント「コミュニティアート城 歌舞伎町クリスマスガーデン」が、12月24日（金）、大久保公園シアターパーク（歌舞伎町2-43）で開幕した。主催は歌舞伎町タウン・マネージメント。特定非営利活動法人コミュニティアート・ふなばしが企画・協力、新宿区が後援している。

イベントは、イラストなどの自由な表現で将来の夢や希望を書き込んだプラスチックダンボールを使って、大きなツリーなどのオブジェをワークショップ形式で制作するもので、イベントを主導するアーティストの門脇篤さんは、全国各地で同様のイベントを開催。各地で製作された作品も今回展示している。

ワークショップは正午から開始。公園周辺に住む家族、保育園や児童館の子どもたち、公園に遊びに来た若者、通りかかった方も参加し、思い思いにプラスチックダンボールを飾り付けた。日没後にはライトアップし、参加者のメッセージで彩られた色鮮やかなツリーが夜の街に浮かび上がった。

子どもと一緒に参加した区内の女性は、「普段は子どもを連れて歌舞伎町に来ることはないが、こうしたイベントを通じて歌舞伎町が誰でも楽しめるようになれば」と話してくれた。

イベントは、12月25日（土）・26日（日）の正午～午後8時（ワークショップは午後3時まで、日没後にライトアップ）にも開催。会場の様子や作品、インタビューなどをツイッターや動画配信サイトで中継し、全国に歌舞伎町の新しいイメージを発信する。