秋を彩る菊花展
12日まで区役所で開催

新宿区（区長：中山弘子）は、区役所本庁舎1階ロビー（歌舞伎町1－4－1）で、菊花展を開催している。
今年で59回目を迎えた菊花展は、新宿の秋を彩る恒例の行事で、出品数は全部で115鉢。区民の方17名が出品した33鉢は、盆養、盆栽、福助の3種類。区民が一生懸命育てた菊は、黄色や紫などの色鮮やかな花を咲かせ、区役所を訪れた方の目を楽しませている。
また、区立落合第二小学校（上落合2－10－23）と区立江戸川小学校（水道町1－28）の児童が育てた79鉢も展示している。

菊花展は、12日（金）までの午前8時30分～午後5時（今日9日（火）は7時まで）。見学者には、ひな菊・スイートピー・タイムなどの種を配布している。
また、期間中は菊の育て方の解説や園芸全般の質問に答える緑化相談を実施（午後1時30分～3時30分）。緑化相談員で、今回の展示にも出品している園芸研究家の田中龍二さんは、「今年は夏の猛暑の影響で菊の成長が悪く、風通しや日照の調節が大変でした。そうした悪条件でも見事に咲いた大輪が並んでいます。この機会にぜひ、菊の魅力を楽しんでください」と話してくれた。