協働でつくる 明日の新宿区
~協働事業提案制度・4団体がプレゼンテーション~

最終更新日:2010年9月3日

写真:公開プレゼンテーションの様子
今日3日、新宿区(区長:中山弘子)は、戸塚地域センター(高田馬場2-18-1)で、今年度の協働事業提案制度の二次審査会・公開プレゼンテーションを行った。
 この制度は、多様化する地域の課題やニーズに対応するため、ボランティア団体・NPO等の市民活動団体の専門性や柔軟性を生かした事業を公募し、区と団体が協働で事業を実施するもの。審査を経て選定された事業は、区が1事業当たり500万円を上限に負担し、翌年度に実施する。
18年度に創設したこの制度により、21年度は「思春期の子育て支援事業」など5事業、22年度は「神楽坂の地域資産を登録文化財として表彰・保全する事業」など3事業が事業化されている。
5回目の公募となる今年度は7団体から提案があり、一次審査(書類選考)で選ばれた4団体がプレゼンテーションに臨んだ。

審査委員は、審査会長の久塚純一・早稲田大学社会科学総合学術院教授をはじめ、公募区民、NPOなど中間支援組織代表、企業の社会貢献部門経験者、区職員ら10名で構成。
審査会には永木秀人副区長も出席し、「区政の課題を解決するためにも、地域の方の参加は必須。専門性を備えた地域のNPOの皆さんと区が協働し、より区民の方の視点に立って事業を進めていきたい」とあいさつした。
プレゼンテーションでは、各団体が20分の持ち時間を使って提案事業の内容をアピール。発表の後には、審査委員から事業の実施方法や効果などについて質疑が行われた。

二次審査の後、最終選考などを経て、来年2月に実施事業が予算成立を条件として決定される。決定された事業は、23年度に区の事業として、提案団体と区が協働で実施。実施した事業については、第三者機関の「新宿区協働支援会議」が協働の取り組みについて評価し、公表する。

■プレゼンテーション実施団体/事業名(プレゼンテーション実施順)
・社団法人日本会/PSA新宿(パブリック サービス アナウンスメント)多言語新宿区広報
・NPO法人ワーカーズコープ/ニート・ひきこもり等若者への学びなおし講座
・社会福祉法人二葉保育園/家庭訪問型子育てボランティア(ホームスタート)推進事業
・NPO法人日本グッド・トイ委員会/赤ちゃん木育広場事業

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