(仮称)新宿区産業振興基本条例に関する提言書を提出
「活力ある産業が芽吹くまち」を目指して

最終更新日:2010年8月24日

写真:懇談会の様子
写真:区長へ提言書を提出
(仮称)新宿区産業振興基本条例に関する懇談会(会長:植田浩史慶應義塾大学経済学部教授)は、これまでの検討結果を取りまとめ、今日24日、中山弘子新宿区長に提言書を提出した。
 
区では、区内産業のより一層の活性化を目指し、(仮称)新宿区産業振興基本条例(平成23年4月施行予定)の制定を目指して取り組んでいる。

(仮称)新宿区産業振興基本条例に関する懇談会は、区民・事業者・学識経験者・産業団体・金融機関等からなる委員13名で構成され、平成21年10月の設置以来、産業振興の方向性、事業者等の役割、産業が活性化するための環境など、さまざまな視点から条例について議論を重ねてきた。
 
条例は、区をはじめとする産業振興の担い手がそれぞれの役割を十分に発揮し、地域経済の活性化を図り、「活力ある産業が芽吹くまち」を実現していくための指針となるもの。提言書では、条例の素案とともに、事業者・商店会・区民・区等の役割や条例制定後の方向性などの基本的視点が示されている。
 
提言書の提出にあたり、植田会長は「これまでの懇談会での活発な議論を踏まえ、新宿の産業の特徴をよく表した提言書ができた。今後は、提言に盛り込まれている多様な主体が、どのように役割を認識し、実践していくかが、重要だと思う」と語った。区長も「この提言を踏まえて、創造力を持った新宿の産業振興を進めていきたい」と応じた。
 
今後、区は提言書を踏まえ、パブリック・コメントを実施し、条例制定に向けた取組みを進めていく。提言書は、産業振興課等で閲覧できるほか、新宿区ホームページで公開する。

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