大久保公園でバスケットボールクリニックを開催
歌舞伎町発 新たなスポーツの拠点が誕生

最終更新日:2010年6月20日

写真:ミニゲームでシュート
写真:シュート練習
写真:ミニゲーム開始
写真:ドリブル練習
今日20日、区立大久保公園(歌舞伎町2-43)で、小学生を対象にした「バスケットボールクリニック」が開催された。主催は歌舞伎町タウン・マネージメント。

「誰もが安心して楽しめるまち」への再生の取り組み「歌舞伎町ルネッサンス」が進む歌舞伎町。この一環として、17日に大久保公園が「シアターパーク」としてリニューアルオープンした。テント公演など多様なイベントに対応でき、文化・芸能・スポーツ等の新たな発信地として、子どもから大人まで幅広い世代が楽しく利用できる公園に生まれ変わった。

公園内には、さまざまなイベントが開催できる多目的広場と、バスケットボールとフットサルができるコート2面を備えたスポーツ広場を設置。敷地全体を使用したイベントの開催にも対応するため、スポーツ広場の防球ネットの一部とゴールは可動式になっている。
今日はリニューアルオープンを記念し、プロバスケットボールチーム「東京アパッチ」から、呉屋貴教選手と田中健介選手をコーチに招き、バスケットボール教室を開催。区内の小学4~6年生28名が参加した。子どもたちは梅雨の晴れ間が広がるさわやかな気候のもと、一生懸命練習に取り組み、整備されたばかりの新しいコートの中を力いっぱい駆け抜けた。
 
午前10時、ランニングと準備体操から練習がスタート。最初はあこがれのプロ選手の指導に緊張した表情だったが、コーチのやさしい指導のもと、積極的に声を出しながら熱心に練習に取り組む姿が見られた。
約2時間バスケットボールと触れ合った子どもたちは、正しいシュートフォームやボールコントロールの方法などを次々と習得。ボールがゴールに届かないなど、苦戦していたシュート練習では、「ひざを上手に使い、ゴールを良く見よう」とコーチからアドバイスを受けると、立て続けにシュートが決まるようになった。また、6チームにわかれて実施したミニゲームでは、大きな声を掛け合いながら、懸命にボールを奪い合う姿が見られ、シュートが決まると、公園内には大きな拍手と歓声が鳴り響いていた。

教室を終え、スポーツの楽しさを心から味わった子どもたちは、「楽しかった。またこの公園で遊びたい」と元気いっぱい話してくれた。コーチからも「今日教わったことを忘れず、練習を重ねてバスケを上達させてください」と激励され、プロ選手との貴重な交流に目を輝かせていた。

大久保公園シアターパークでは、7月3日~8月31日に、公園内にテント劇場を設置して行う「大久保公園シアターパーク2010」を開催。イベント期間中、スポーツ広場は利用できないが、9月中旬から一般開放する予定。

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