新宿区・わらび座共同制作ミュージカル「アトム」
アトムで表現する“ロボット版青春グラフィティ”

新宿区（区長：中山弘子）と劇団わらび座（代表：是永幹夫）の共同制作ミュージカル「アトム」（手塚治虫原案）全国公演が、6月19日、新宿公演からスタートする。

新宿区とわらび座の共同制作ミュージカルは、平成20年の「火の鳥～鳳凰編～」に続き2回目。区は、今年4月1日に「新宿区文化芸術振興基本条例」を制定するとともに、「公益財団法人新宿未来創造財団」を設立した。「アトム」は、この条例の制定と新財団の発足を記念し、新宿発のミュージカルとして全国公演されるもの。

物語の舞台は20XX年、十万馬力のアトムが博物館に眠る時代。「人間と同じ心を持つロボットたちは、人間に絶対服従を強いられ不満を募らせていた。そんな中、ロボットバンド『青騎士団』の歌は、ロボットだけでなく人間の若者たちの心をもつかみ、やがてロボットと人間が恋に落ちる…」。脚本・演出は、スーパー歌舞伎などで知られる横内謙介さん。アトムがどのように舞台に甦るのか、ラッキィ池田さんの振付も見どころ。

新宿区役所本庁舎（歌舞伎町1-4-1）1階ロビーには、たくさんの方に舞台を見ていただこうと、大型のポスター（縦3ｍ・横2ｍ）が登場。併せて上映しているＰＲビデオには劇中歌「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」が流れ、来庁した方も足を止めて見入っていた。

新宿公演は、6月19日～27日に新宿文化センター大ホール（新宿6-14-1）で8公演（1公演は貸し切り）。チケットは、わらび座関東・東海事務所、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットで扱っている（全席指定・前売り券はＳ席7,000円・Ａ席6,000円、学生は1,000円引き）。