部活動支援のためのサッカー教室を開催

最終更新日:2010年5月8日

写真:ミニゲーム
写真:サッカー部員27名が参加
写真:体のバランスを良くするトレーニング
写真:シュート練習
今日8日、区立西戸山中学校(大久保3-1-1、校長:新藤久典)で、部活動支援のためのサッカー教室が開かれ、元サッカー日本代表の北澤豪さんらの指導の下、子どもたちは約2時間の練習に汗を流した。

今回の教室は、学校の保護者などが推進する部活動支援の一環で実現。中山弘子新宿区長や石崎洋子教育長も出席し、区内中学校の部活動の様子を見学するとともに、一生懸命に練習に取り組む子どもたちの姿を見守った。

校庭には、西戸山中サッカー部のほか、区内中学校のサッカー部のキャプテンらも集合し、合計27名の生徒が練習に参加。指導したのは北澤さんをはじめとするFOOT(Football Communication Academy)の皆さんで、サッカーやフットサルの選手・指導者として活躍する7名が、スポーツの楽しさや練習のコツを子どもたちに伝えた。

最初は、ジョギングやストレッチを行いながら、体のバランスを良くするトレーニングを実践。その後のボールを使ったパス練習では、ボールコントロールの方法や相手をかわすテクニックなどを教わった。有名選手の指導に緊張していた子どもたちも、次第に積極的にプレーするようになり、4つのチームに分かれて行われたミニゲームでは、大きな声を出し合いながら懸命にボールを追いかける姿が見られた。

教室を終えて北澤さんは、「日ごろから自分でチャンスをキャッチすることが大事。自ら考え、楽しむことを忘れず、毎日の練習に励んでください」と語った。
また、練習を見学した中山区長は、「プロ選手の皆さんの熱い指導と、サッカー部員の生き生きとした姿に感動しました。これからも、部活動を通じて楽しく充実した毎日を過ごしてほしい」と感想を語った。
 
会場となった西戸山中学校のサッカー部は、現3年生部員の熱い要望により、2年前にサッカー部が発足した。日ごろからサッカーに情熱を傾ける子どもたちは、憧れの選手から多くのことを学び、スポーツの楽しさを心から味わっていた。練習前には、正しいサッカーシューズの履き方を教える「シューズクリニック」も開催され、靴の履き方を変えることでスポーツを上達させるコツを学んだ。参加したサッカー部員は、「レベルの高い練習を経験できて嬉しい。今日教わったことを忘れずに、これからも頑張りたい」と語ってくれた。

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