子どもから大人まで芸術体験!
「芸術体験ひろば」を開催

最終更新日:2010年5月5日

写真:高層ビル群の中のこいのぼり
写真:ピエロの赤鼻をつくる親子
写真:落語体験プログラムの様子
写真:落語体験している男の子
今日5日、芸能花伝舎(西新宿6-12-30)で、さまざまな芸能の鑑賞や体験ができる催し「芸術体験ひろば」が開催された。主催は新宿区(区長:中山弘子)と芸能花伝舎。
芸能花伝舎は、区と社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)が締結した文化芸術の振興に関する協定に基づき、旧新宿区立淀橋第三小学校の校舎を活用して開設した施設。芸団協が運営し、舞台の稽古や撮影に利用されているほか、芸能関連団体の事務所や新国立劇場の演劇研修所も入居している。

「芸術体験ひろば」は、さまざまな芸術体験の機会を提供する催しとして平成17年から開催している。高層ビル群を背景に、約100匹のこいのぼりが元気よく会場を泳ぐ姿は毎年恒例となっており、訪れる人の目を楽しませている。6回目となる今年は、天候にも恵まれ、区内外から延べ2,800人以上が来場者した。
会場内では、人形劇・マジック・演劇などの鑑賞プログラムと、落語・バレエ・楽器演奏などの体験プログラムのほか、「ピエロを目指してバルーンづくり」などのフリー体験プログラムが用意され、大勢の家族連れが参加し、ゴールデンウィークのひとときをのんびりと楽しんでいた。
桂歌若らプロの落語家が指導する体験プログラム「落語家になってみよう」には、約30人の子どもが参加。扇子や手ぬぐいの使い方や「でばやし」を体験し、落語家気分を味わった。プログラムに参加した小学生の男の子は「普段から父親が落語について教えてくれるので、興味があった。実際にプロの落語家に教わることができ、とても緊張したが、落語の面白さが分かった」と話してくれた。
また劇団わらび座による体験プログラム「踊ろう!歌おう!ソーラン節と手話の歌とミュージカル「アトム」の歌」では、6月に新宿文化センターで公演が予定されているミュージカル「アトム」に登場する歌も歌われ、会場は大いに盛り上がった。

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