男女共同参画シンポジウムを開催
譲れないもの 大切なもの 五つ星社会をめざして

最終更新日:2010年2月20日

写真:講演する樋口恵子さん
写真:大江戸助六太鼓の華麗な舞
写真:WLB優良企業の集合写真
20日(土)、新宿区(区長:中山弘子)は四谷区民ホール(内藤町87)で、「譲れないもの 大切なもの 五つ星社会をめざして」と題して、男女共同参画シンポジウムを開催した。これは男女がともに参画できる社会の実現を目指し、区と協働で区民等の実行委員が企画・運営するもの。今回で11回目となる。会場には172名の方が足を運んだ。

開会にあたり中山区長は、「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の推進、男女共同参画社会の実現に向けて、皆さんのお力を貸してください」とあいさつ。ワーク・ライフ・バランス優良企業を表彰し、区内企業・区の取り組みを紹介した。

今回は、さまざまな講演会で活動している樋口恵子さん(東京家政大学名誉教授・高齢社会をよくする女性の会理事長)が、自身の提言する五つ星社会(第1の星:平和と一定の豊かさのある社会、第2の星:個性豊かに生きられる社会、第3の星:障害者と高齢者の壁が崩れる社会、第4の星:男女平等にならざるをえない社会、第5の星:血縁を越えた社会)のほか、「自身がこれまで影響を受けてきたこと」の6つの中から、来場者に興味のあるテーマを投票してもらい講演を行った。
投票数の多かった「自身がこれまで影響を受けてきたこと」について特に力を入れて語り、ユーモアに富んだ講演で、会場の笑いと共感を誘った。また、高齢者が社会参加できる制度の必要性や自分らしく生きる大切さをアピールした。

講演の前には、大江戸助六太鼓の演奏があり、軽快なリズムと全身で打ち込むダイナミックな音で、来場者を大いに楽しませた。

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